小学校時代

ソフトテニスを始めたきっかけ

前述させていただいたように、私は小学校3年生からソフトテニスを始めました。それまでは近所のお兄ちゃん達とひたすら野球をやっていました。幼なじみ(のちにペアとなる飯田)のお母さんからの誘いで、興味本位でソフトテニスを始めました。

始めたての頃は、ボールを飛ばすことが楽しいと感じたり、野球よりも楽しいんじゃないか?と徐々に感じるようになりました。

高学年になってくると、本格的に練習をするようになりました。今、小学生の時のサイクルを思い出してみると非常に練習漬けの毎日だったなと感じます。  

当時を振り返る

基本的に週6で練習。休みは月曜日のみ。 
平日は確か6時〜8時
休日は9時〜5時  
が基本的な練習時間でした。

平日は学校から帰ってきてすぐに練習へ出発。その中で自分のテニスノートを再度見返したり、練習前に発声する部訓を練習していたりしていました。隣には神社、近くには公園があるのですが、鬼ごっこや缶蹴りをしている友達を横目に、車に揺られながらコートへ向かいます。
唯一の休みである月曜日に友達と遊ぶのがとても楽しみでした。

練習が始まる前には監督を迎えて、挨拶をします。監督が車から降りてくると一気に緊張感が漂います。練習が始まる前に、監督のところへ行き挨拶をして握手をします。
自分のジュニアの基本は大きな声で挨拶をし、握手で始まり、握手で終わるでした。
今思うとあの教えは社会人になった現在でも活きることなのではないかと思います。

小学6年生の時にはキャプテンに任命されました。ですが、特別にうまいというわけでもなくフットワークや下半身トレーニングの分野では、いつもビリを争っていました。
キャプテンになったという責任感も芽生え、周囲には負けないという気持ちがビリから這い上がるための活力になっていたのかもしれません。

最終的には1番手が定着し、県大会を個人・団体共に優勝し、全国大会にも2年連続で出場しました。
また、個人では関東大会の個人戦で優勝することができました。帰りの車中で両親からとても褒められたことを今でも覚えています。

人は挫折を味わい成長するものだと思います。
その挫折を早くから味わうことができて、逆に良かったのかな?とも思っています。
私も、時には試合で負けて監督から怒られて、帰らされた日もありました。
練習後泣きながらブラシ掛けをしたこともあります。
泣きながらランニングしたこともあります。
真夏の日にフラフラになりながら、1時間乱打していた時もありました。

ですが、そのようなことを経験したからこそ後々に強豪校、関東1部校に進学できたと思いますし、あの時諦めていたら今の自分はいないと思っています。

最後に

小学生時代は自分のテニス人生の中で、一番辛く一番成長できた期間だったと思っています。ですが、朝早いのにも関わらず嫌な顔せず、どんな試合でも見に来てくれた最大のサポーターである両親、時には優しく時には厳しく指導してくださった監督、そして一緒に切磋琢磨し、苦しい練習を共に乗り越えたチームメイト。今でも一緒にご飯に行ったりするなどしています。

全然有名でもないですが、少しでも自分のことを知っていただけたらなと思い書かせていただきました。次は中学校時代について書いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!


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