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あれから20年。あの頃書いたエッセイ集

中井佑陽です。

これからお見せするのは、今から約20年前の西暦2002年から2003年頃に書いたエッセイです。

当時、僕は年端もいかない大学生でした。その頃、趣味で作ったエッセイ集、あるいは「ホームページ」で連載したエッセイの中から、比較的面白くて、個人特定などの問題が少なそうなものを選んで公開することにしました。

読み返すとあまりに稚拙で恥ずかしいので、基本的には誰にも読んで欲しくないものです。

縦書きで公開したものなので、数字表記が漢数字になっているのは仕方ないとしても、今ではあり得ない位置に句点を打っているし、読みにくいことこの上ない……。

これを人目にさらすのはいかがなものかと、永久に封印するつもりでこの20年放置してました。それでも、当時の僕なりに読み手を楽しませようと、頑張ったことは僕自身よく知っています。このまま埋もれさせるのはちょっともったいない。実際、手前味噌ながら、面白いと思えるところもあるのです。

そこで、有料販売することにしました。儲けたいわけではなく、読まれたくない人に読まれる可能性を減らすためです。興味のある人だけ読んでいただけたら、きっと金額分程度は楽しんでいただけるでしょう。たとえば、これまで中井佑陽の書いたものを読んで興味を持ってくれた人にでも読んでもらえたら……。

特に読んでいただきたいのは、怪しい人達と戦った話。大学時代の僕は持ち前の気の弱さゆえ、怪しい人に狙われやすく、おかしなセールスの電話がよくかかってきたのです。そんな電話に応対して、呼び出しに応じて話を聞きに行った話などは、経験のない人には興味深いのではないでしょうか。

その中から「二十歳」「八王子にて」「知らないおじさんの車に乗った」の三本は無料で公開することにしました。お試しにどうぞ。

買っていただいても、いただかなくても、こちらは特に気にしません。置いておきますので、どうぞご自由に……。

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買っていただいても、いただかなくても、こちらは特に気にしません。置いておきますので、どうぞご自由に……。

今はすっかり静かなバーの似合うナイスミドルになった中井佑陽ですが(行ったことはない)、大学生だった頃もあります。そんな若かりし頃に書いたエ…

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