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2021年6月23日(水) ストロベリーナイト

佑陽 『星を継ぐもの』を聴き終わったので、次に読むオーディオブックを探していたんです。『君の膵臓を食べたい』というやつにしようかと思ったんですが、何やらセールをやっていて半額だったので、誉田哲也ほんだてつや先生の『ストロベリーナイト』というやつにしました。

――はい。

佑陽 これでホンダって読むんですよ。誉田哲也という人のことは全く知らなかったんですけど、調べてみたら30歳くらいまで音楽活動、バンドか何かをしていて、その後ライターを経て小説家になるんです。子供の頃は、漫画家になりたくて、絵を描いていたらしいんです。15歳まで絵画の時期、30歳まで音楽、そこから小説という感じで15年単位で移行しているということなんです。

――じゃあ、三刀流ですね。

佑陽 そうなんですよ。絵と音楽と文章が全部できる人っていうのは少なくないだろうと思っていたんですが、この人もその一人ですね。今五十歳位の方なので、僕より少し先輩ですね。こういう人が年下だと本当に死にたくなるんですけど、どうにか一命をとりとめました。

――はい。比べない方がいいですね。

佑陽 他にも半額になっていたオーディオブックがいっぱいあったんですけど、なぜ『ストロベリーナイト』を選んだのかっていうと、行成とあさんという方が朗読を担当していて、この声優さんが割と好きなので気になったってのが一つ。あとストロベリーナイトについて、Wikipedia でちょっと調べてみたんです。そしたら主人公の姫川玲子っていう人が6月7日生まれて僕と同じ誕生日なんです。それに加えてその作者の誉田哲也さんの経歴も気になって、どんなの書くんだろうみたいな……。

――ふむふむ。

佑陽 で実際にちょっと最初の方聴いてみたんですけど、ちょっと後悔しました。なんかグロというか、悪趣味っていうのか、読むに堪えない聞くに堪えない描写が続くんです。まぁ最初の方だけなんだと思うんですけど。これはきついなあって感じでした。

――え? どんなですか?

佑陽 僕の口から言うのはきついので、ちょっと読んでもらいたいですね。僕は昔、話題になった『蛇にピアス』ってのが読めなかったんです。気持ち悪くて。今多少大人になって耐性はついたかもしれないけど、グロ系とかは無理なんです。でもまあ、その後は普通の刑事ドラマっぽい感じになりそうなので、そのまま聴いてみようかなと思います。

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