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2021年2月8日(月) 何かを達成しないと欲しいものを買えないルール

佑陽「新しい靴を買いましたよ。プーマのランニングシューズ。Amazon で4000円ちょっと。最近はタウンユースにおいてはランニングシューズを履くことにしてます。楽なんですよね。あとランニングもできるし……。今まで履いてたニューバランスのランニングシューズ。かなり長いこと使わせてもらってまして、ちょっといつ買ったか調べてみます」

(佑陽、メールを検索)

佑陽「ありました。2019年の6月9日です。それを2021年の2月まで履き続けていたわけですよ。1年半以上でしょうか……、もう靴底もさすがに限界まですり減っちゃってて、でもなかなか買い換えることもできず……」

――なんで買い換えることができなかったんですか? あ、やっぱり節約のためでしょうか?

佑陽「いや、僕は欲しいものがあっても、ただでは買わないんです。自分に何かミッション与えて達成しない限り買わないっていうルールみたいなものを作っちゃってるんですよ。で、靴を買い換えるためには『かがみの孤城』のオーディオブックを全部聴き終えるっていう条件があったんです。昨日それを達成したのでようやく靴を注文することができました」

――何かを達成しないと、物が買えないんですか?

佑陽「そうです。何もしてないのに、欲しい物を買うなんて落ちるところまで落ちた人のやることですよ」

――そんなことはないと思いますが……。普通のことだと思いますよ。

佑陽「昔は『自分に誕生日プレゼント』とかやってましたけど、そんな甘っちょろいことやってちゃダメだなと思って今はやめてます。誕生日なんて何もしなくても来るんだから祝っちゃダメなんですよ。自分が動かなければ、頑張らなければ、訪れなかった日こそ祝うべき日なんですよ」

――動かなければ訪れなかった日……。何かを達成した日とかってことですよね。

佑陽「そういうことです。そういう日を作って、記念に何かを買うんです。逆にそれ以外の日に無条件で買っちゃダメです。欲しいものはいっぱいありますけど、手当たり次第に買ってたらお金がすぐなくなっちゃいますから……」

――はい。

佑陽「『このミッションが終わるまではこれは買わない……』。そうやってワンクッション置くことで、本当にそれが必要かどうかもう一度考え直す機会ができるんですよ」

――ああ……なるほど。

佑陽「そうすることで、無駄づかい防止と、モチベーションアップに同時に作用するんです。例えば、この勉強が終わったらあれを買ってもいいみたいなルールにすると、何日かかけて勉強している間に、やっぱりいらないってことに気づくかもしれない。本当に欲しいのか、本当に必要なのか確かめることができるんです。やっぱり欲しいていうことが分かったら、早く勉強を終わらせようってモチベーションが上がるんです。いいことばっかりじゃないですか?」

――なるほど。そういうルールでやっているんですね。

佑陽「買い物をする時に条件をつけると他にもいいことがあって、自分の持ち物の一つ一つが思い出の品になっていくんです。例えば今使ってるこのパソコンのモニターとか、キーボードは、キャンプの景品だったんです。キャンプで頑張ったから手に入ったんだって感じですね」

――なるほど、いいですね。

佑陽「今やっている春キャンプも、掃除をテーマにしたキャンプなので、景品は作務衣になっています。掃除と作務衣は相性がいいですから。そうやって、大切な物が増えていくんです。おすすめのやり方です」

――参考になりました。


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