2021年6月19日(土) 現在に至るまで
――専門学校でアナウンスの勉強をして、その後、現在までどのような足跡をたどってきたのでしょうか?
佑陽 専門学校を卒業してからは、その時働いていたアルバイト先で一年働き、今のバイト先に移って今に至ります。一浪して入った大学を一年留年して、中退して専門学校に行ったので、専門学校を卒業したとき26歳くらいでしたかね。そのあとから、小説の勉強をしたり、幅広くいろいろ勉強してました。ブログの運営、パソコンを使った情報管理、健康管理、食事、睡眠、筋トレ、メンタル強化。そう。特に役者の勉強をして、自分のメンタルの弱さを痛感したので、メンタルトレーニングはかなり取り組みました。Amazonで「メンタルトレーニング」で検索して一ページ目に出てくる本は全部持ってました。そういうことをしながら、アルバイトで生活費を稼いでいたわけですから、忙しくて、10年くらいはあっという間に過ぎました。
――それで、今にいたるわけですね?
佑陽 そうですね。自分を成長させるということがテーマでした。なかなか思うようにはいかない部分もあったけど、積み重ねてきたものもたくさんあるとは思っています。この十数年、ずっと、長いこと、勉強の日々だったんですよ。でも、勉強だけして、人生終えるつもりは全くないんです。だから、最後の仕上げとして、三刀流修行をやっているというわけです。三刀流の技術を磨いているんです。技術は内にあるものを表現するためのものです。中身が空っぽのまま、技術だけあっても意味がないんです。大事なのは内にあるものの方です。そして、それを僕はこの十数年で育ててきた。あとは表現する技術さえあればいけるという段階まで来たと思うんです。修行を終えると、ようやく僕も内面も表面も備わった人として完成に近い存在になれると思います。そう勝手に思い込んでやってます。
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