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セブラン祭り

 みなさん、こんにちは。久々の記事です。最近、仕事が増えてきて、忙しくなって、なかなか記事が書けなくなりました。

 今週の水曜日はレバランというラマダンが終わった後の大祭が終了しました。インドネシアでは、レバランは2回行われて、イドゥル・フィトリとイドゥル・アドハと言います。バニュワンギでは、レバランが終わったといえば、セブラン(SEBLANG)という一週間連続するお祭りがあります。セブランというのは村の安全や神様に恵まれた豊かな自然などのことを感謝するために、オシン人というバニュワンギの先住民族が行う祭りです。しかし、この祭りはバニュワンギの全地域のオシン人が行うわけじゃなく、ただバニュワンギ中央にある二つのオシン人の村だけです。村の名前はオレーサリ村とバクンガン村です。オレーサリ村のセブランはイドゥル・フィトリ大祭の後で行われますが、バクンガン村のセブランはイドゥル・アドハの後で行われます。

 このお祭りでは、先祖の霊に取り憑かれた女性が踊りながら、見にきたお客さんを一緒に踊るように伝統的なショールをお客さんに投げることはいちばん人気がある祭りのパートです。そういえば、踊る女性は普通のオシン人の女性じゃないです!以前、セブランに参加した女性の子孫だけが踊れます。オレーサリ村セブランでは、結婚していない女性だけが踊れますが、バクンガン村のセブランでは、お年寄りの女だけが踊れます。時期や踊る女が違くても、だいたい同じお祭りです。

先祖の霊に取り憑かれた女性

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