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パンはこねるの?こねないの?

ホームベーカリーを処分してしまったので、パン作りを趣味にしてみようと思ったら手ごねするしかないんだけど、世の中にはこねないパンのレシピが多数存在している。

こねて作るパンが一般的な作り方なんだけども、それは効率的に時間をかけない方法で教えやすいからで、実はそれが正しい、それしか無いというわけでは無いということか?と最近思う。

人間が強力粉をしっかり捏ねて発酵させてガス抜きしてまた捏ねて、グルテンをしっかり伸ばしてと複数回繰り返してグルテンを伸ばしまくって効率よくパンを焼く方法は商品として大量に早くパンを作るために編み出された方法なんではないのかなー?

一方、捏ねないパンの作り方は時間をかけて酵母に働いてもらい、粉を食べて育つときにパン生地をこねて伸ばしてをゆっくりと繰り返して酵母に働いてもらうのんびりとした方法。
しっかりこねる方法では急速に発酵してしまって、パン生地を寝かせることが出来ないのと違い、ゆっくりとパン生地を寝かせることが出来るので水分も馴染んでこねなくてもしっとりもっちり生地となる。


この生地を寝かせるという違いが大きな出来上がりの差になるんじゃないかって気がする。

こねないパンには天然酵母でもいいし、ドライイーストを少なめに使ってもいいし、とにかく時間の魔法をかけて生地を熟成することに意味がある。

家庭で作るパンは時間かかってもいいし効率良くなくていいじゃない。
こねるパンもこねないパンも食べたい方を作ってみよう。



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