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もしもに備えて。ドアの防犯対策

はじめに・・・

住宅を対象とした侵入窃盗は平成16年から減少しているものの、一日あたり約58件も発生し、未だに多くの住宅が被害にあっているそうです。
住まいへの侵入経路として、窓の次に多い「玄関」。玄関ドアを選ぶ際、まずデザインに目がいきがちですが、大切な家族や住まいを守るためには、しっかりと防犯対策されたドアを選ぶことも重要です。

今回は、『もしもに備えたドアの防犯対策』についてご紹介いたします。

5分間ガードすれば約7割が侵入をあきらめる!

(財)都市防犯研究センターの資料によると、侵入盗が侵入を試みた際に5分で侵入できなければ約7割が断念するというデータがあります。
また、鍵の閉め忘れで侵入されるケースが多いため、ドアの鍵を自動でかけられるタイプにすることも防犯上有効です。住まいの防犯性を見直して、より安全な暮らしを実現しましょう。


大切な家族と住まいを守る「玄関の防犯対策」

常日頃から防犯対策を意識するのは難しいかもしれませんが、被害が起きる前にできるかぎり対策をしておきたいですよね。
今回は、侵入の手口に応じた玄関ドアの最新防犯機能をご紹介します。

ピッキング対策

2ロック仕様なら、解錠に時間がかかるためピッキング対策に有効です。また、シリンダーカバーで鍵穴が見えないようにすることもできます。まずはしっかり対策しているとアピールして、狙われにくくすることが肝心です。

サムターン回し対策

サムターンの取り外しが可能なドアなら、外から手を差し込んで解錠される心配がありません。また、ガラス破りを防ぐために、破壊されにくい「防犯合せガラス」にしておくとより安心です。

ドアこじ破り対策

鎌付デッドボルトは、玄関ドアと枠の「かみ合わせ」が強化され、工具を差し込んでも解錠されにくくなり、防犯性が向上します。

閉め忘れ対策

泥棒は鍵の閉め忘れを狙っている場合も多いです。自動で鍵が締まる「電気錠」にすれば、スマートフォンやリモコン、カードで鍵の開閉ができたり、オートロックで鍵の閉め忘れ防止ができたりと、利便性もアップします。

おわりに・・・

いかがでしたでしょうか。
今回は『もしもに備えたドアの防犯対策』についてご紹介させていただきました。
玄関ドアのリフォーム相談も随時承りますので、ぜひこの機会に見直してみませんか?