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耕運機を検討、購入するまで


なぜ耕運機の購入を決めたのか

約1年、50坪の畑を耕してきました。鍬1本で。フルタイムで仕事をしながら。
「物理的に、おっさん一人が鍬で頑張っても限界がある。」ということにようやく気付きました。
結果、土地の半分が遊び、遊んだ土地には雑草が生え、それを刈り取る手間がまた生まれます。
よって効率を上げるという意味で購入を決めました。
耕運のみならず、アタッチメントを使えば畝立てや除草、マルチ貼りもできるっぽいし。
今回の体験が、どなたかのお役に立てば幸いです。

耕運機を買う場所

予算的に新品という選択肢は最初から無いので、中古品の前提。
・ヤフオク/メルカリ/paypayフリマ
・ジモティー
・地元のリサイクルショップ
全て2カ月間チェックしましたが、何だかんだヤフオクが一番品数が多くて価格も安かったです。新品からジャンク品まで様々。
そして中古品を買う上で大事なのが、送料。これが大きな部分を占めます。
1,500円から20,000円の幅で振れるので安くはありません。
なるべく近場の出品者を探すのがポイントです。
急ぎでなければ地元のリサイクルショップを丹念にチェックするのが良いでしょう。ですがめぐり逢い次第です。


耕運機の選定

家庭菜園レベルでは「車軸ロータリー型」の一択です。比較的安価で数も出回っています。
あとは、メーカーと大きさ。電動/エンジン/ガスなど動力を決めます。
迷ったら、HONDAのHPから見始めれば間違いはないと思います。
結果、私はHONDAの「こまめF220」を狙い撃ちしました。
 ・電動の手軽さよりはパワフル感が欲しい。畑も狭くはない。
  なのでガソリンエンジン式の中型
 ・故障時は自分で修理したいので、部品は多く出回っていて欲しい
   ⇒HONDAを選択
 ・機能拡充の選択が可能なよう、
  アタッチメントの中古品も出回っていて欲しい
   ⇒HONDAのこまめ
 ・とはいえ故障は嫌なので、比較的新しめの現行型を選ぼう
   ⇒型式:F220
 ・上記でチェックすると相場は概ね3~5万円
 ・【デメリット】何だかんだ、他メーカーより価格は高い
   でもそれだけ。

私の場合、同じ県内の中古機器販売会社より4万2千円で購入しました。
ここまでの動画はコチラ

使用前の段取り

現品が納入されたら、まずは取説を読んでオイルの番手や点検項目をチェック。今はほとんどの取説が下記で無料で入手可能。便利な時代です。
 ⇒「トリセツ」
取説を読んだ結果、どうやら下記の品物が必要っぽい。
ホームセンターで調達しました。何だかんだでざっくり7千円ほど。痛い。
・ガソリン携行缶とガソリン購入
・エンジンオイルとギアオイル入れる
・ブルーシート(保管用)購入

10L缶も20L缶も価格はほぼ変わらず
4L缶買いましたが、結果的に1L購入で十分でした。

使用感

まずは畑に持っていくまでが一苦労。重い。移動輪が無いから。
その後、オイル入れてガソリン入れて、手回しして。
いざ試運転開始。エンジン良好。
耕運開始!うん、楽です。
手で耕すと丸1日は掛かろうかという範囲を、ものの1時間ほどで耕運完了。
パワフルで、早い。音も思ったより全然静かです。4ストロークの選択が良かったのでしょう。

使用後の感想

良い買い物であった気はしますが、
【メリット】
・作業効率化へはしっかり貢献してくれそう
【デメリット】
・使いだすまでの段取りがちょっと大変。購入、点検など。
  効果を考えると許容できる
・管理すべきモノがどうしても増える。
  機器本体、ガソリン、オイル、工具等。
・それに従い保管場所が必要 
  毎回自宅へ持ち帰るとか面倒くさ過ぎます。重いです。
  これが最大の反省点で想定外でした。
  納屋や物置小屋を作りたくなりました。
  現状は南京錠掛けてブルーシート保管でしのいでいます。
・女性には体力的にちょっと心配。
 コツを掴めば大丈夫とは思いますが、
 最初のうちは耕運機を押さえ込むのに往生しました。
 軽い筋トレ程度とは言えますが。

そのうち動画にもまとめます。

今回の投資金額
耕運機                    42,000円
ガソリン携行缶10L       2,500円
オイル                    3,300円
南京錠                      500円
防犯ワイヤーロープ    800円
合計         49,100円


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