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文章には正解がない。 散文だと、よけいにそうかもしれない。 これまで何回も読み返している、萩原朔太郎の「詩と原理」によると、 詩は音楽に似て主観的なもの、散文(小説)は絵画に似て客観的なもの。 とある。 ただし、どの文章もどちらかにきちんと分けられるものではなく、どちらか寄りになる。 自分は死ぬほど小説を書いておきながら、それほど文章が上手くないと思っている。自己評価、中の下ぐらいのところかな。 もし、上のレベルだったら、とっくにベストセラー作家になっていたことだろう