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結合商標の分離観察の可否に関する裁判例整理表(2023年8月まで)

すこし前の話になりますが、結合商標の分離観察の可否について論じた拙稿がジュリスト2023年10月号に掲載されたのですが、その注28で、

紙幅の関係上、これらの裁判例を全て記載することは難しいが、別途適宜の方法で公開することとしたい。

中川隆太郎「商標登録に向けて何を検討すべきか――結合商標の分離観察の基本と応用」

と予告していたにもかかわらずサボっていたところ、

という事態に先日陥りました・・・。

ということで、重い腰を上げて資料を公開します。

これは、結合商標の分離観察の可否について判断した平成21年以降の知財高裁判決のうち、裁判所ウェブサイトに掲載されている146件を表の形式で整理した資料です。裁判所ウェブサイトへのリンク付きです。

あくまで上記拙稿を執筆したときに調べていたものなので、基準時は2023年8月12日です。その後の知財高裁判決についてのアップデートはまだできていない点、あらかじめご了承ください。

そして、もしよかったら、ジュリスト掲載の上記拙稿もお読みいただけたら嬉しいです。

つい最近も次のような興味深い知財高裁判決が出るなど、相変わらずおもしろく、しかし実務上悩ましい論点なので、引き続き追いかけていきたいと思います。


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