[ポテンシャル採用のリアル]東京IT企業のイベント参加で見えた、未経験エンジニアが意識しておきたいことについて
[ポテンシャル採用のリアル]
初めまして、中川です。
現在iOSエンジニアとして働くことを目指して、
オンラインで講師にコードレビューをいただきながら、
Swiftを学んでおります。よろしくお願いします🍎
先日、「ポテンシャル採用のリアル」という名目のオンラインイベントが、東京のIT企業であるhey株式会社様主催で開催されており、
私も応募し、参加させていただきました。
イベント内容を事細かに書いていくと長くなりすぎてしまうので、
未経験エンジニアが心得ておきたいと感じたことに絞り、
大きくこの二つに分けて、書いていければと思います。
1.技術的な面
採用担当エンジニアの方から伺った話をメインに、
技術面について書かせていただきます。
2.気持ちの面
こちらは精神論となってきますが、
心持ちとして持っておきたいと感じたことを
実体験と混ぜて書かせていただきます。
私自身まだまだ勉強の身、大変未熟ではありますが、
私と同じようにエンジニアへの就職や転職を考えている人にとっても、
何らかしらの参考になれば幸いです。
■主催の会社様紹介
「hey株式会社」
イベントの主な概要:
■本題の前に
◯(イベント開始前)オフィス紹介
イベント開始10分前くらいでしょうか、ミーティングルームに入ると
スタッフの方が会社オフィスの紹介をされていました。
とても清潔感があって綺麗な印象を受けました。
社内には冷蔵庫が置いてあり、
定時以降はアルコール類が無料で飲めるらしいです😲
私は悲しきかなお酒が弱いのですが。泣
司会の方も明るく、和やかなムードで始まりました。
では、本題に行きましょう。
本題:
■未経験エンジニアが意識しておきたいこと
イベントでは現場エンジニアの方同士のディスカッションがあったり、
参加者からエンジニアへの質問タイムがあったりと、
現場で働くエンジニアの生の声が聞けました。
その中でも、終盤の質問会では
ポテンシャル採用の担当をしているエンジニアの方から
直接お話を伺うことができましたので、
こちらに内容をまとめさせていただきます。
1.技術的な面:
●考えや意図の伴ったプログラムコーディング
例えば、
・プロダクトを設計の観点から意識できているか(MVC,MVVM等)
・その記述はどういった意図か、その処理の流れは説明できるか
・扱う言語の特性を理解し、理に適った記述ができているか
といったものです。
実際の現場を意識して情報をキャッチアップしているかに加え、
主体性を持ってコードを書いているかが見られるようですね。
機能の実装ができているかどうかだけでなく、
上記を感じられるコーディングへの意識が見えると、
採用選考においてアドバンテージになるだろうとのことです。
ポテンシャル採用という点においては、
自身のポートフォリオがあった方が良いことは当然として、
現時点では、機能を実装する能力がそこまで伴わなかったとしても、
「基礎」を意識して学習ができているかが伝われば、
採用を考えてもらえるチャンスはあるかもしれない。
と、話してくださいました。
とはいえ、いい会社にはいい人材が集まるはず。
ライバルに負けないための努力は必ず必要ですね✊
●GitHubの重要性(アウトプットの質)
やはりGitHubは採用選考時に一番見られる部分だそうです。
採用担当エンジニアの方のGitHubを見せていただきましたが、
ソースコードの密度はもちろんのこと、
GitHub内に自身がどのような経歴を辿ってきたかが
ガッツリ記述されていました。
学習してきたことが視覚化できているかどうかだけでなく、
「あなたってどんな人?」がGitHubを見ただけでわかるようにしておくと、人物像が明瞭になって良いかもしれません。
「Gitよくわからないし、GitHubあまり使ってないけど
まぁそれでも開発はできるし、会社に入ってからでも…」
と、少し前の私と同じように考えているそこのあなた。
GitHubを活用しているか否かでまず大きく評価が分かれることは
間違いありません。明日、いや今日から活用していくようにしましょう。
(私もちゃんと意識して使い始めたのは先月からです。泣✊)
現在の私のGitHubを載せておきます。
まだまだひよっこですが、コツコツと積み重ねていきたいですね。
●企業の技術方針と自分の学習はマッチしているか
hey様の元でエンジニアとして働く上での技術方針が、
いくつか紹介されていました。
紹介されていたものを抜粋して引用させていただきます。
例えば一項目めの「技を縦に掘る」
といった指針があるようです。
これらの指針は企業によってそれぞれ特色のあるものでしょう。
また、同じプログラミング言語での募集でも、
企業によって必要としているスキルはさらに枝分かれしているはずです。
もし魅力的に感じている企業があるなら、
今回のようなミーティングに参加したり、ネットで調査して、
企業が指針としていることを研究し、そこに沿うように学習を進めると、
良い結果にグッと近づけるかもしれません。
2.気持ちの面:
こちらは精神論となってきますが、
心持ちとして持っていた方がいいと感じたことを
実体験と混ぜて書かせていただきます。
●自身の幸せ、働くことの意義
イベントの冒頭で、
会社としてどのような活動をしているか、
どんな理念を持った会社なのか、
代表の方からの話がありました。
:代表より
「強い情熱を持って事業を始めたいと考えている人。
何かをスタートさせる人。
そういった人の経済的な障壁やハードルを一つ下げられるような、
支えられるようなプロダクトづくりを目指している。」
「サービス利用者にはさまざまな人がいて、
ジーンズのLevi's501への愛が強すぎて、廃棄処理となった
ジーンズ約20万トンをLAから勢いのまま持ち帰ってしまった人や、
たった一人で仕込みをしているため限定30食しか作れないにも関わらず、仕込みが丁寧で美味しすぎていつも大行列ができる弁当屋など。
そういった方の底知れぬ情熱に折り合いがつけられてしまうような要因を、少しでも減らせるようにしたい。」
[ hey株式会社 自社開発アプリケーション: STORES ]
私自身、曲がりなりにも高校を卒業してから約7年間、音楽で食べていきたいという夢を持って音楽活動をしていました。
目の前にお客さんが3人なんて日も全然ありました。
そんな日はペイできなかった箱代(ライブハウス代)をメンバーと割り勘し、すっからかんで帰ります。
そんな日もあったと思えば、100人を超える方が来てくれるようなライブが作れる日もあったり。
デモを配り、CDを作り、ミュージックビデオを撮り、
無名ながらも応援してくれる方々に感謝しかない日々を過ごしていました。
そしてその情熱を突き詰めようとするほどに、
「好きなことを続けるためにはお金が必要だよ?」という問いが
のしかかってくることも存分に経験しました。
「認知されること」が商売においていかに難しく、重要なのかは、
経験から痛いほどわかります。
音楽や芸術に限らず、手作りやハンドメイド、小規模な事業でも、
まだ知られていないけれど、大人気になる魅力を持っているものは、
きっと日本中にまだまだ存在するのでしょう。
情熱⇨商売⇨生活 のサイクルを、デジタルを用いることで
手助けができるパワーを持つアプリケーションが存在することで、
救われる人はたくさんいると思います。
そして実際に、上記にあったジーンズの方や弁当屋の方のようなサービスがアプリケーションを通じて多くの人の目に届き、
お商売ができている。素晴らしい仕事だと感じました。
これまでどんな経験をしてきたかによって、
心に刺さるものは人それぞれ違うでしょう。
そして企業ごとで大切にしていることも千差万別でしょう。
自分にとってこれは素晴らしい仕事だ!と思える企業に、
企業側からも必要としてもらえるように。
決して簡単な道ではないと思いますが、
そういう気持ちを持ってやっていきたいですね✊
■最後に
以上、今回のイベントで学んだことをざっくりではありますが、
私自身の所感も含めてまとめさせていただきました。
自分はなぜエンジニアになろうとしているのか?改めて考えるきっかけにもなり、刺激的な時間でした🙏
未知の場所へ飛び込むのはプレッシャーや大変なこともたくさんありますが、何より楽しむことを忘れず、これからもやっていきたいと思います!
私自身、今回挙げたことに対して足りない部分ばかりです。
もし私と同じように勉強している方がいましたら、今はライバルですね✊
いつか一緒に仕事ができることを夢見て、お互いがんばりましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
そして、note記事の許可をくださったhey株式会社様、ありがとうございました🙇♂️!
ではでは🙌
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?