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辛いもの

辛い物は好きだけれどちょっと辛い物がいい。テレビでやっているような激辛は嫌いだしそもそも食べるのが無理だ。小さい頃タバスコをよく買ってもらいスパゲティやピザトーストやいろんな物に掛けて食べていた。さらにさぬきうどんの店に行くと四角い木の小さい箱に耳かきのようなスプーンが入っていてそれでうどんに七味を掛けると唐辛子や山椒、陳皮などの香がふわっとしているのを覚えている。タバスコは使っていると瓶の首の周りに塊が出来てそれをつまようじで救って舐めると強烈に辛くて水を飲んでも飲んでも舌のしびれが取れなかった。だからテレビなどで激辛料理でタバスコの百倍とか言っているのを観ると信じられない。しかもさらっとしてなくてドロッとしている。あんな物料理でもなんでもないと思う。それこそタバスコを直接飲めばいい。若い頃は麻婆豆腐を作るのが安くて美味しいのでよく作っていたけれど今はちょっと飽きた。キムチもたまに食べる。豆板醤を使わなくなったのであと少しだけ残っていた豆板醤をこの間使った。瓶が嫌なのと麻婆豆腐などを作る時は七味を使うようになった。それでも何度も買い忘れていたけれどチューブの豆板醤を買った。まだ使ってはない。辛い調味料は七味か一味を使っていて詰め替え用の袋を買っている。それを瓶に移し替えるのだ。辛いチャーハンを作ってやろう、と油に七味を振りかけてさらに焼く前のご飯に七味を入れたら蓋が外れて大量に掛かった。これは辛すぎると思いスープの方に指でつまんで入れたけれどチャーハンを焼いて食べたらからかった。口の中がスースーするぐらい辛くて冬なのに汗がにじみお茶を何度も飲みながら食べた。ただ、入れすぎは嫌だけれど辛いチャーハンは美味いので翌日も作って食べた。辛い物は好きだけれどほどほどが良い。

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