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歯医者に行ってきた

歯の治療の進化ってすごいな、と思ったので記録に残しておきます。

話の始まりは先週のこと。定期的な歯のクリーニングでかかりつけの歯医者に行きました。X 線写真撮って、その後いつものクリーニング。かなり血だらけになってそこそこ痛いわけですが、スッキリ綺麗になったという気持ちのほうが大きいため、この痛みは全く気にならないほうです。

そして、先生が X 線写真を見ると、ちょっと気になることがある、ということで専門家に診てもらうよう紹介状を書いてくれました。これは自分の個人的感想かもしれないですが、アメリカでは日本以上に医者の見る範囲が細分化されているように思います。自分が普段行く先生は「General Dentistry」一般歯科なわけですが、今回紹介されたのは「Endodontists」、歯内療法の専門家です。歯の内部の治療を行なってくれるわけですね。

クリーニングから家に帰ってすぐこの先生のオフィスで予約をとり、そして今週、行ってきました。かかりつけの医師から X 線の写真などは送られていて、まずはそれを診ながらの説明。そして、3D の X 線写真を撮りたいということで、その撮影。そして何が起こっているかの説明。治療の方針、今後起こりうることなどの説明。(私の個人的な歯の状況を聞いてもあれでしょうから、詳細は割愛(笑)。)

それにしても思うこと。アメリカに住んでそこそこの時間が経っても、英語の能力っていうのはいつまでも 100% ネイティブにはなれないわけですが、医者に来ると、よりその現実を叩きつけられます…。

で、この説明を聞きながら、なんかこれはまた何回も来なくちゃいけなかったりするのかなー、めんどくさいなー、とか思っていたわけですが、あっさり「それでは治療しましょう」ということに。え、え、心の準備ができてない!とか言ってる場合ではありません(笑)。

あとは本当に普通に麻酔されて、治療が行われていったわけですが、まー、これが全く痛くない!先週のクリーニングのほうがよっぽど痛いわ、っていうか、比べようがないくらい痛くない。まあ、麻酔してるから当然といえば当然なわけですが。痛みがない上、圧力も感じないため、もう、どこをいじられているのかもわからないほどでした。

ところで、昔の歯医者さんって、コップを置くと水が自動的に出てくる蛇口と口をゆすいだ水を捨てるシンクが横についてませんでした?あれで治療途中に何度か口をゆすいだものです。が、そんなのは全くなし!綺麗に水で洗浄されて、その水もすいとられるんですね。いや、ちょっとまて、これは単純に自分が最近歯の治療をする必要がないという幸運な状況だったから知らないだけなのか…(笑)。

そして会計時にはお土産のセットをもらって帰りました。中身は水のボトル、リップバーム、痛み止め、そしてキットカット(笑)。キットカット食べてまた虫歯になってね、とかいう罠かと思いましたが、歯内療法の歯科はあんまり関係ないか…。

その後麻酔のしびれは数時間ありましたが、それ以降も痛みはなく、ほんとにどこ治療したの?という感じ。しかも夜には様子を確認する電話が先生本人からかかってくるというケアぶり。

昔歯医者に行くと、「どうしてこんなになるまで放っておいたの!」と怒られる、みたいなイメージがありましたが、今やサービス業のお手本のようになっているんだなーと感心したのでした。

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