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ZIPAIR 乗ってきました!

そんなわけで、今回の日本〜アメリカ帰り便は ZIPAIR にしたのです。

12 月 25 日に就航したての成田〜ロサンゼルス便。就航ホヤホヤ、しかも、このパンデミック、という状況から、かなり空いていると予想。この ZIPAIR には LCC なのに ZIP Full-Flat という魅力的な選択肢があって、価格も驚きの 96,000 円ほど(片道)なわけですが、今回はエコノミーでも 3 席使えるなと思い、35,000 円ほどのスタンダードを選択。自分の場合、最寄空港はサンノゼ空港なので、ロサンゼルス〜サンノゼ便を別にとる必要があるわけですが、この区間は 100 ドル(片道)以下のときも普通にあるので、それを合わせても 45,000 円(片道)しないくらい。

LCC ということで機内食・持ち込み荷物・預け入れ荷物など、様々なオプション料金があるわけですが、今回は事前座席指定と機内食、預け入れ荷物が 1 つの「Value」パッケージを 8,800 円で追加してみました。(これが後で若干の波乱をもたらすことにw)

本来なら出発の 24 時間前に自動的にチェックインまでされちゃうという便利さなのですが、コロナ関連の書類チェックがあるため、現在はどちらにしても空港でチェックインが必要。

成田に着いたら本当に人がいなくて、お休みですか?っていうくらいの静けさ。静かな空港って、かなり不気味です。第 1 ターミナル北ウィングはスカイチームの牙城ですが、そこにある ZIPAIR カウンターへ。スタッフのユニフォームが既存のカッチリしたユニフォームとも、カジュアル過ぎるものとも違う、ちょうどいい感じのデザイン。

チェックインプロセス自体は順調だったのですが、一つ問題が発生。預け入れの荷物は 23kg の範囲内だったものの、預け入れ荷物の制限 7kg に引っかかってしまったのです。(しかも 3kg オーバー。自分、10kg の手荷物持ってたんだ…。そりゃ肩も凝るよ…。)これまで数多くのフライトを経験してきましたが、そもそも手荷物の重量を測られたのはこれが初めてだったのではないかなと思うわけです。パソコンを 4 台持っているとか割と普通ではないのでw、仕方ない。じゃあ、手荷物の重量追加、お金で解決すればいいか、と思ったら、なんと当日の重量追加は不可だっていうじゃないですか…。ちゃんと手荷物がどれくらいの重量になるか考えておけばよかった…。(ちなみに出発の 24 時間前までは追加できるそうです。)

預け入れの荷物の重要はまだ若干余裕があるということで、一部手荷物を預け入れに、かさばる割に軽い荷物を手荷物へと移動…、という作業を一旦カウンターから離れて行い、再度計測。なんと手荷物 7kg に収まった!あ〜、よかった…。

実はもしダメだったら、もう 1 席座席を買えばいいんじゃないか、と思っていたくらいでしたw。まあ、これが LCC だよ、と言われればそれまでではあるのですが、この日のような空いているフライトで当日追加できないというのは、むしろアップセルの機会損失だよなーと思いました。一ユーザーの勝手な意見ですけれども…w。

人っ子一人いない空港は悲しい…

ほぼ誰もいないセキュリティを通り、出国審査を通り、これまたほぼ誰もいず、店もすべて閉まっているエリアを通って、ゲートへ。ゲート周りの店もことごとく閉まっていて、閑散…。ちょっと早めに空港に着いてしまったので、自動販売機でお茶のペットボトル購入して、あとはゲート近くで仕事したり。

搭乗時間は迫ってきているのに、ゲート周りの人はそれほど増えず。あれ?っていううちに搭乗開始。空いていると予想はしていたものの、搭乗開始時にゲート周りにいたのはおそらく 10 数人ほど。全て合わせても乗客は 20 名くらいしかいなかったのではないかと思います。いや、これは、空いてるとかいうレベルではなくて、飛んで大丈夫なのか?っていうレベルです。就航直後で覚悟を決めているというのはあるでしょうが、本当に頭が下がります。もちろんカーゴはそれなりに載ってた、とかいうことなのかもしれませんけれども…。

自分の席についても、周りにはほとんど人がおらず、おそらく自分のいたキャビンには 4 〜 5 人いたかどうか。

足元が思った以上に広い!

シートピッチは思ったほど狭くないし、なによりWi-Fiが無料で使えるって素晴らしいです。満席の状況で速度がどうなるかは気になるところではありますが、今回は(動画見たりはしてませんけれども)全く問題なしでした。

予約しておいた鶏そぼろ丼

機内食は事前予約した鶏そぼろ丼です。なかなか美味しかった!(日本に着いたときの 3 日間の待機で出た弁当の冷たいご飯も好き、と言いましたが、やっぱり温かいご飯はおいしい、と改めて思った次第w)あと、調べてなかった自分が悪いんですが、飲み物も有料っていうのはちょっとびっくりしました。ゲートで待ってる間に買ったお茶があったので買わずに済んじゃいましたけれどもw。なお、頼んだ食事には水のボトルが付いてきました。

機内が涼しめだったのが、自分的には最高に◯。毛布を買ってほしいのかな、と穿ったりしましたがw、自分的には最適な温度で、大変快適でした。

搭乗時に撮影した ZIP Full-Flat のエリア

そして、混んでるなら ZIP Full-Flat で 96,000 円(片道)、全然ありです。っていうか、乗りたい!普通のビジネスクラスはそんなに気軽に買える値段ではないですが、往復 20 万円とかだったらありありです。

でもやっぱり経由便というところが玉に瑕なので、是非是非サンフランシスコに飛んで来てほしいです!いや、もっと言うと個人的にはサンノゼのほうがいいですw!

いずれにしても、こうやってチョイスが増えるということは、本当に素晴らしいことです。そして、安さだけでなく、居住性や工夫も素晴らしく、かゆいところに手が届く感がありました。飛行機にたくさん乗る人が何を欲しているかがよくわかっている!という感じ。

というわけで、ZIPAIR Tokyo の今後の展開がより楽しみになりました!


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