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長引くもやもや/イライラの根本解決の鍵は?

あることに思いを馳せると、もやもやしたり、イライラしたりすることはありませんか?

人によっては、うまく関わり合えない上司や部下のことかもしれませんし、気持ちがうまくかみ合わない夫/妻、パートナーとの関係かもしれません。

はたまた、うまくいかない仕事、お金がらみのこと、過去にしでかしてしまったことや、今後の行く末に関することetc・・・。

ストレス社会と言われる現代においては、テーマが何であれ、多かれ少なかれ、そのことに思いを馳せるだけで、気分がダウンすることの一つや二つあってもおかしくはありません。

ストレス解消法は世の中に溢れていますが、長引くもやもや/イライラに対し
ては、その多くは一時しのぎにしかならず、その状況に身を置いたり、思い出したりするとそのことに囚われてしまうのが一般的です。

私自身、元々いろんなことに悩みがちだったのですが、カントの関連書籍を数年前に読んだことをきっかけに、そうした長引くもやもや/イライラを根本解決するための鍵となる原理原則を自分なりに見出しました。


「もやイラ」が長引く時、頭の中ではその対処として状況を変えようとするか、逃れようとするかのどちらかが渦巻きがちです。

ポジティブシンキングも後者だったりします。

残念なことにその思考パターンでは「もやイラ」に終止符は打てないケースがほとんどです。

なぜなら、その状況そのものがそもそも変え難いからです。

その影には強い前提が根を張っています。

例えばお金の思い煩いがある人は、お金が底を尽きたとしたら、自分は誰かに助けられるとは思えなかったりします。

つまり、何かの前提の枠の中で「もやイラ」は繁殖しているのです。

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『もやイラ』が長引く時は、自分の無自覚な前提を疑うべし
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無自覚な前提は潜在意識下にあるので自分の内面を掘り下げないと気づけません。

そして、気が付いたとしても「お金が底を尽きた自分を誰も助けてくれるわけがない」のように絶対的な真実のように思えてなりません。

「無自覚な前提を掘り当てる」、「その前提の枷を外す」という二つの段階を経ることが出来たなら、あれだけ長引いていた「もやイラ」が嘘のように消えていきます。

言うのは簡単で実行するのは難しい原理原則ではありますが、この法則が身につくと明鏡止水の心持が継続しやすくなるので、病みつきになること間違いなしです。

仕事では益々成果を出しづらい時代になっており、家庭など身近な人間関係においても余裕がなくなってきている現代において、ストレスやフラストレーションの継続は避けがたくなってきています。

自分の心のケアを自分で行えるようになることは、これからは必須のリテラシーではないかと強く思います。

     
あなたの『もやイラ』の底にある強固な決めつけは何ですか?



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