失われてしまうものに沸き起こる感情

こんばんわ。
サイゼリアのミラノ風ドリアを作ろうとして、普通に美味しい洋食を作ってしまった中立です。
#ミラノ風とは何
#何味なの
では今日は、「失われてしまうものに沸き起こる感情」について書いていきたいと思います。
Kindleで難波利三さんの「てんのじ村」を読みました。
てんのじ村とは西成区山王にあり、当時数百人の芸人が住んでいたというエリアです。
その場所は阪神高速の建築や、テレビなど、寄席文化以外のものの台頭により失われていきました。
場所と書きましたが、場所を構成していたのは人間同士の付き合いであり、記憶に残る思いです。
主人公は時代の変遷に取り残されていく芸人です。
彼は国鉄に就職が決まっていたのですが、ひょんなきっかけで、故郷のどじょうすくいを披露し、そのまま芸人という人生を選ぶことになります。
毎日の生活を成り立たせることが精一杯の日々の中で、時折おとづれる幸福の瞬間を周囲の人たちと分かち合いながら人生は進んでいきます。
しかし、時代の流れは早く、それぞれの立場の中で人々は次第にバラバラになっていきます。
子どもの頃から、この近辺に住んでいたので、リアルな思いを持って読みました。
読後にはまるで既知のものを再確認したような感覚になりました。
というのも、僕の古い家の一角にも芸能社があり、そこには浪曲師さんが所属して、その貧しい風景と重なったからです。

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