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CAINZ工房「溶接講座」

今日はCAINZ(ホームセンター)の溶接講座を受けて来ました。

CAINZにはCAINZ工房という作業スペースがあり、CAINZで買った木材などの素材を工房にある工具を使って加工することができます。
無料である程度の工具は使えますし、有料のものだと溶接幾、レーザー加工機、3Dプリンターなど普通なかなか素人では扱う機会の無いような物も置いてあります。

うちの奥さんがけっこう前から溶接に興味を示していて、とりあえず一緒に溶接講座を受けることにしました。(溶接ルームは溶接講座の修了証が無いと使えないので)

約2時間で受講料1500円。
普通に溶接ルームを借りると2時間300円ですが、お店の溶接ワイヤーを使うともう200円かかるのと練習用の鉄板や針金などの素材代を考えるとそんなに高くない設定かなと思います。

ネットで予約した時間にCAINZ工房に行き、お金を払ったり各種説明を聞いたりして早速実践になります。
溶接講座という名前ではありますが、最初はプラズマ切断機からです。

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上の写真のような感じで鉄板を加工していきます。
まずお店の人が説明しながらお手本を見せてくれて、そのあとで僕たちがそれぞれやってみる、といった感じ。

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まっすぐ切り落とすところから始まり、三角に切り抜いたり丸に切り抜いたり。
切断とはいいますが、切るというよりは溶かす感覚でなかなか不思議な感覚です。
手を動かすスピードが早すぎると切れないし遅すぎると溶けすぎて断面や裏面が汚くなります。
木材を切るときなんかとは違って手応えがあまりないので、安定したスピードで思ったように切るのはなかなか難しかったです。

その後はいよいよ溶接。
溶接は溶接用のマスクをかぶって行うので写真を撮ってる余裕が無かったです。
溶接は(たぶん)半自動溶接機という種類の機械で、本体にセットした溶接ワイヤーがトリガーを引くと自動で出てくる感じでした。
仕事で半田ごてを使った作業をすることがよくあるのですが、ある程度似た部分はある気がします。

同じようにお店の人に説明を聞きながらお手本を見せてもらい、自分たちもやってみます。

こちらも手応えがあまりなく、手をしっかり固定してやらないと変なところが溶接されてしまったり溶かしてしまったり、となかなか難しかったです。
半田ごての作業との一番の違いは、半田ごての場合くっつけたい物は溶けずに半田だけが溶けて接着されるのに対し、溶接は溶接ワイヤーと素材の鉄を両方溶かしてくっつけている、ということだと思います。
またおそらく半田ごてより温度がかなり高くなるので、すぐ素材も熱くなってきてそれも大変でした。(厚手の手袋をしていても熱い)

これで一通り講座は終わりで、最後に鉄板と針金で自分の好きなように作品を作ります。
お手本は表札というかネームプレートのような物だったのですが、作って持ち帰っても使い道が無さそうだったので、せっかくなら立体にしてみたい、と思い箱を作ってみました。(僕は針金は使いませんでした)

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こんな感じです。
この角度からだとわりといい感じの箱に見えなくも無いのですが、実際は穴空きまくりで全然思い通りになりませんでした。
まあでも溶接自体は楽しかったですし今後のDIYの幅が広がりそうで楽しみです。

もしサポートをいただけた場合はなにかしら記事に関連する活動費用にあて、記事にも購入したもの、用途などを書く予定です。(例えばギター動画に使うギター関連の消耗品、植物用の土や肥料、DIY用のネジや工具、などなど)