火起こし解説vol.1【ファイヤースターター×フェザースティック】
ファイヤースターターとフェザースティックで火起こししたいけどなかなか成功しない、という人向けの解説動画を作ってみました。
僕はキャンプ歴約3年くらいですがようやくファイヤースターターとフェザースティックでの火起こしが安定してきたので現時点の僕なりの解説です。
今後もいろいろなパターンで作っていこうと思っています。
動画はこちら。
今回はファイヤースターターとフェザースティックでの火起こしです。
動画でだいたいのことは説明していますがこちらで補足的な説明をしたいと思います。
まず準備する物。
1つ目はファイヤースターターとストライカー。
僕はこちらを使っています。
ナイフの背をストライカーとして使います。
ただもっと安い物でも大丈夫です。
僕が最初に使っていたのがこちら。
火花がちゃんと出ればどれでも大丈夫だと思います。
注意点としてはストライカーを当てる向きが決まっていることです。
ファイヤースターターにストライカーのバリがある部分を当てて表面を削り落とす感じで火花を出します。
2つ目は薪。
薪として売っている物でも廃材でも拾った枝(拾える場所であれば)でも良いですが乾いていることが重要です。
薪として売っている物でもすごく乾燥している物からちょっと湿ってしまっている物まで状態に差がありますし拾った枝は気候や環境によります。
木の種類によっても難易度が変わってきます。
僕は杉板の廃材をよく使っています。
動画でも説明してますが、今回の火起こしの重要なポイントは3つあると思います。
1番大事なのは木が乾いていること。
木がしっかり乾いていれば難易度はだいぶ下がります。
フェザースティックが雑でも火花が小さくても火がつく可能性が高くなります。
逆に木が湿っていると難易度は上がるので状況に応じて他の火起こし方法に変更した方が良いと思います。
2番目に大事なのはフェザースティックのクオリティ。
ある程度薄いフェザー部分が無いとなかなか火がつきません。
薄いフェザー部分を作るにはなるべく力を抜いて丁寧に削ると良いと思います。
僕もまだまだなので何本か作って出来の良いのを着火用にしてます。
失敗した物や雑に作った物も焚き付けとして使えるので何本か作るのがおすすめです。
3番目に大事なのが火花を出す場所。
火がつきやすい部分に火花が出るとすぐ火がつきます。
なかなかコントロールするのは難しいですが意識したり工夫したりすることはできます。
火花が別のところにいってしまっているなら向きを変えたり姿勢を変えたりいろいろ試してみると良いと思います。
この動画はファイヤースターターとフェザースティックで火起こしをしたい人向けですが今後はいろいろな火起こし方法の解説動画も作ってみたいと思ってます。
ファイヤースターターとフェザースティックを使うにしても麻紐やティッシュなど燃えやすい火口を使うと難易度がだいぶ下がりますし、火打ち石とチャークロスの火起こしも興味あります。
着火剤やマッチやライター、バーナーなどを使う場合でもそれぞれコツや効率的な方法があると思うのでその辺りもゆくゆくはやってみたいです。
ちなみに僕はだいだいシングルバーナーも持ち歩いているので、あまりにも火起こしがうまくいかない時や雨の時などはシングルバーナーで火をつけることもあります。
個人的に火起こしはキャンプで一番好きな作業なのでやりたいことがたくさん出てきますね。
というわけで今日はここまで。
もしサポートをいただけた場合はなにかしら記事に関連する活動費用にあて、記事にも購入したもの、用途などを書く予定です。(例えばギター動画に使うギター関連の消耗品、植物用の土や肥料、DIY用のネジや工具、などなど)