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Pearlフロアタムレッグブラケット(LB-40)修理

久しぶりに職場の機材メンテ記事。
今回はドラムのハードウェア。
Pearlのフロアタムレッグブラケット(LB-40)修理です。


フロアタムはだいたい基本セットだとドラマーの右側にある胴の深いタム。
フロアタムレッグのその足。
フロアタムレッグブラケットはその足を固定するパーツのことです。
中のロックブラケットというパーツが消耗品なので定期的に交換する必要あり。


こちら。


まずヘッドを外します。
ヘッドは表でも裏でもいいですが今回は表。
チューニングキーで緩めてチューニングボルトを全部外します。
一気に一箇所を緩めずに全体的に緩めていった方がヘッドやシェルに負荷がかからないらしい。


ボルトが全部外れたらフープとヘッドを外します。


足も外します。
足はウイングボルトを緩めたら下から抜けます。


レッグブラケットを外します。


内側からネジで固定されてる(ちょっと大きめのネジ)のでこれを2本とも緩めて外します。


外れました。


足を固定するウイングボルトを緩めて外します。


ブラケットの中にあるロックナットを外します。
傾けるとぽろっと出てくるはず。


左が新品、右が外したパーツ。
写真だとわかりにくいですが右側はフロアタムレッグが当たる部分が削れています。
ウイングボルトを締めるとこのロックナットが足を締め付けて固定する仕組みなのでこのロックナットが一番消耗します。


新品のロックナットをブラケットに入れてウイングボルトを締めます。

あとは逆の手順で戻すだけ。


メンテ完了。
しっかり止まるようになりました。

メンテとか修理は思ったように結果が出ると楽しいですね。

というわけで今日はここまで。

もしサポートをいただけた場合はなにかしら記事に関連する活動費用にあて、記事にも購入したもの、用途などを書く予定です。(例えばギター動画に使うギター関連の消耗品、植物用の土や肥料、DIY用のネジや工具、などなど)