ニート日記4日目 いつかは二宮金次郎のように
1週間前に見た天気予報の情報をもとに、今日台風がくると思っていたてーげー(大雑把)な私は、今日になって台風がそれていたことを知った。
とはいえ、しばらくぶりに大雨が降り続いた日ではあった。
雨が降ると出る気にならない。
玄関から駐車場までの10mにも満たない距離が、雨になった途端大きなハードルになる。時間にしてたった5秒の間に全身が濡れる。
それでも私は家を出た。
今日は実家に行くと決めていたから。
車で約50分の距離に、実家がある。
体感的にはそんなに遠い感じはしないし、実家の周辺には店も色々あるので、週に1.2回は帰っている。
今日はその近くのカフェで本を読みつつ勉強したりしようと思って出てきた。
本当は家でも本を読んだり勉強したりできるようになりたいのだが、なかなか集中できた試しがない。なんとなくだらけてしまうのだ。
部屋の雰囲気を変えれば変わることなのか、はたまた耳の遠いおばあが大音量で日がな一日テレビを観ているからなのか、おかげで石川さゆりがデビュー50周年だとか演歌歌手情報は覚えてきている。
いやいや、おばあのせいにしてはいけない。なぜなら実家にいた時も、シェアハウスで暮らしていた時も、一人暮らしをした時も、私は家で継続的に勉強できた試しがない。
多分、家にいるとリラックスモードに入るのかもしれない。そして「リラックス=だらける」という風にスイッチが入ってしまう感じがある。
昔から場所に合わせるところがあるから、これはもう仕方のないことなのかも。
とはいえ、二宮金次郎とか、宮沢賢治とか、慎ましい生活の中で勉強に励むスタイルに憧れる。今ある場所で、やるべきことに取り組めるってかっこいいし。
それに比べ私は、スタバで1杯350円(うろ覚え)のコーヒーを飲みながら優雅に(かはわからないけど)本を読むなんて、程遠いにもほどがある。
よし、いつかは慎ましい勤勉家になれるよう、これからも諦めずに家で勉強できるようになる方法を模索しよう。勉強する時だけ、お香でも焚いてみようかな。
ちなみに本は最近ハマっている中尾佐助さんの『料理の起源』を読んだ。
中尾佐助さんの『栽培植物と農耕の起源』が面白くて、そこで提唱された「照葉樹林文化」続きで上山春平さんが編纂された『照葉樹林文化-日本文化の深層』を読んでの流れで読んでいるが、そこでは世界中の農耕文化を括ってどう伝わっていったか〜みたいな大まかなところを説明されていたが、『料理の起源』はとれた食材をどう加工調理していくかに絞っているのでより具体的にイメージできてくるのが面白い。
そのうちnoteでも本の紹介?(どこまでしていいかわからんけど)感想?とか書いてみよーかなと思う。
ただ、当たり前だけど、植物の名前がいっぱい出てきて、全然知らんくて頭に入ってないところもあるから、もっと調べて読みこもう。
っていうか植物に詳しい人と山歩きできたら最高だな。ブナがどの木かってこともわからん。
まだまだこの世は知らないことだらけだな〜と思いますね。
さて、今日はこのへんで。
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