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聴覚・視覚過敏が適応する環境

先日職場実習(2回目)が終わりました。
今回は役所実習でした。仕事内容は軽作業やPCでした。PCは簡単なWordとEXCELができればできる仕事で。軽作業はとにかく量が多かった。
紙ベースで行う業務が多いことを実感しました。

今回の実習が上手くいった環境

私の場合は聴覚過敏と視覚過敏(眩しさが辛い)があります。合わせて体温調節が上手くできないので、身体が熱くなりやすい。
幸い実習先では殆どの人が静かに仕事をし、苦痛になる音そのものがなかったのです。
視覚過敏については、明るさ(照度)がそれ程きついものではなかった。
空調も、冬だからすごく暖房が暑い、という設定ではなかったようで、特に身体の温度調節を気にすることなく終えました。
後から振り返ったら、役所なので節電しているんでしょうね。ある程度照明や空調が節電対策していて、それが私の身体にとってはかえってよかったようです。

障害福祉サービス的-音ハラスメント

音のみにフォーカルすると、「音ハラスメント」というワードは既に存在するようです。
今通っている就労移行支援、または過去勤務していた福祉サービスでも、音(声)によって苦しむ事は起きます。

障害福祉サービス的な音ハラスメントを挙げれば、
・ひとり言(口癖を繰り返すなど)
・大声
・感情的な声(怒る、悲しむ)
・物を叩く音

等挙げられます。
スタッフとして、音ハラスメントに該当すると感じた時は止めるために介入してました。
利用者立場で考えると、音や声が迷惑になるかどうか、についてスタッフがどう認識してどう行動する(止める?ほっとく?)がよくわかりますよ。

もっと音ハラスメントのこと

働きやすい職場、過ごしやすい環境を考えると、音ハラスメントはよく考慮してほしい事です。
私の場合は、おそらく電話やドアの開閉音など、最小限の音の発生はスルーできます。
耳障りなスクラッチ音や、過度な動作音、話し声、意味のない音(貧乏ゆすり、口のクチャクチャ音)は声掛けできるならして、少なくしてほしいと希望します。

音や視覚の個別化を

今いる一人暮らしの自宅ですと、ある程度発生する音を管理できます。
逆に、外の人がいる空間ですと、音を自分でコントロールすることはできません。
せいぜい、耳栓で耳をふさぐか、周りに静かにしてくださいとお願いするくらい。聴覚過敏であっても、なかなか強く言いづらい。
私は音が自己管理できれば、実力を大いに発揮できると実感しています。

視覚過敏については、私は天井の明かりを調整できると、嬉しいです。
パーテーションで個室感を作れても、明かりはいかんともしがたい。

ソフトよりはハード面=施設の、設備の問題と言えますから、解決する道筋があると良いです。
在宅ワークが簡単な解決法ではあるけど、マストにはならない。

皆様にわかりやすく、また理解していただけるような内容を目指します。サポートして頂けると幸いです。