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[AI中山]をオンライン会議に参加させた話

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自分の分身=[AI中山]を作ってZoom会議に参加させてみてどうなった?という話から「AIとの共存社会における働き方とは」という僕なりの考え方に収斂させていきます。
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[AI中山]をオンライン会議に参加させた話⑤[最終話]AIを使うか,使わないか

 オンライン会議に、自作のAI画像を参加させた「実験」から学んだことを通して「生成系AIを使ってみた」について語る話の5回目(最終話)です。 「自分の身代わりAI」が誰でも作れる時代に  前回、「AIか人間かがほとんどわからないAI」がいずれできるだろうと書きました。「AI中山4号」ではまだ無理でも、この進化のスピード感から考えるに、2年後には確実に、僕の身代わりになれる「AI中山 5号」は完成するでしょう。  そして、今の僕のように1からプログラミングしなくても、写真

[AI中山]をオンライン会議に参加させた話④失敗から学んだ,現時点での生成系AIの限界

 自作の、自分の分身AIをオンライン会議に参加させた「実験」からの学びと、今後到来するであろう「AIとの共存社会とは」に関して語る話の4回目です。 実験での「生成系AIの限界」を整理  僕が「AI中山 3号」を通して学んだ、その時点での生成系AIの限界は、前回まとめた下記の3つでした。これを、少し広げて整理してみます。 ■失敗その1: 会話のタイムラグ  チャットボットで顧客対応しているサービスが増えています。「何でも聞いて下さい」と画面下にポップアップで表示され、窓

[AI中山]をオンライン会議に参加させた話③対話型[AI中山 3号]の大失敗

 自分の分身=「AI中山」を作って会議に参加させる実験をふまえ、これからの「AIとの共存社会における働き方とは」に関して語る話の3回目です。 リリース直後のChat-GPT4を活用  「AI中山 3号」は会話をしなければなりません。ここで再び登場するのが、Chat-GPT。ちょうどChat-GPT4がリリースされ、対話してみると、3.5よりも会話能力が格段に向上しています。  これは実戦で使えるな、と思いました。Chat-GPTで会話をさせる機能を「AI中山 2号」に組