見出し画像

寒い日はいろいろ気になっちゃうし考えちゃう(道端の雑草)

こんにちは 奈伽です。
今朝は、手先足先が痛いほど、凍える朝でしたね🐧
今もお日様の顔は見えず、暖房をつけた室内にいても、冷え冷えとしています。
こんな寒い日は、何故だか、普段は考えないようなことも、いろいろ考え悩んでしまったりします。


とっても寒い日の私のルーティーン


こんな日は、ティーポットにいつもより多めの茶葉を入れ、沸かしたてのお湯で淹れた紅茶に、電子レンジで温めた牛乳を注いで、即席ロイヤルミルクティーを飲みながら、ほっと一息つく。
寒さで縮まっていた体がゆっくりと解け、四肢の先までほんのり温まり、幸せな感覚が戻ってきます。

日々、こんな風におだやかに過ごしたい。
自分を大切にしながら、周りにいる大切な人を大切にしながら、その人たちと過ごす穏やかな毎日も、大切にしたい。

望みはただそれだけなのに、なぜかとても難しい。

寒い日はいろいろ考えちゃう

今日みたいに寒い日は、色んなことを考えてしまいます。
過去にあった出来事、人に言われてひっかかったこと…

外に出れば、合わない人もいるし、仕事だって楽しくできることばかりじゃない。事故や災害や戦争や、恐ろしいニュースもたくさんある。

ひとつひとつを、毎日、真正面から受け止めているとしんどくなっちゃう。お天気が悪い日は、ついつい色々なことを考えちゃう。
調子が悪い日は、頭が回らず、仕事の理解が進まないから作業も進まず、色んなことがうまくいかなくて、いらいらしたり、落ち込んじゃう。

そんな自分と付き合いながら、生きていく日々。

他人は、好き勝手言うかもしれない
うまくいかないことだってあるかもしれない

それでも、毎日まじめにこつこつと
「”自分は自分”で生きていける強さ」さえ身についちゃえば、
周りに振り回されず、日々は穏やかになっていくのかも…とも思います。

そもそも、自分は自分で、最大限、頑張って過ごしているのだから、
何も恥じることはないはずなんです。
誰それになんと言われたから、って不安になる必要もない。
他人に何と言われようと、自分はまじめに毎日を過ごしているのだから。

そもそも、人によってこの世界の見え方は千差万別。
80億人の目から見た80億個の世界がある。

もし、明らかに間違ったことをしてしまっていて、そのことについて何か言われてしまったのであれば、あとは素直に反省して、次に生かせばいいだけ。
でも、自分が特別間違った行動していないのに、自分の性格やら考え方を揶揄するようなことを人から何か言われたとしたら。やっぱり、一度は落ち込んだり腹が立ったり、寂しい気持ちになる。けど、80億分のある1人の目からはそう見えた、というだけのこと。その他の79億99999999人の意見は違っているかもしれない。

それぞれ生きてきた環境も、今置かれている環境も、目指している場所も違う人たちなのだから、色んな生き方や正しさがあってよくて、それを一方的に否定しようとする人は、放っておけばいいだけ。

でも、それが難しい
考えちゃうんだよなあ。言われたことを何度も何度もリピート再生しちゃう。

「いろいろ考えちゃう日」の過ごし方

朝起きてから、「あぁ今日は、何だかいろいろ考えちゃう日だわあ」って思った時、みなさんはどうしていますか?

以前の自分は、このもやもやした気分から逃げようと、何の目的もなくネットサーフィンをしたり、自動再生され続けるYouTube動画を見ているだけで1日をあっという間に終わらせてしまっていました。
そうして1日が終わってみると、今日は家事も勉強も何もしていないし、結局、気分転換もできてなくて気分は暗いまま。1日を無駄に過ごしてしまった…と後悔することがよくありました。
朝、もやもやしていたところから、さらに罪悪感が加わって、暗い気持ちで一日が終わってゆくのです…

こんな経験、みなさんもきっと、1度はしたことあるのではないでしょうか?

何度も重ねたこの悲しい経験を経て、今は、そんなもやもやする日の過ごし方を、少しだけ変えるようにしています。

1.まずは体をあたためる

体が冷えていると、体に力が入って、心も縮こまってしまいがち。
冬場はもちろん、夏場でも、考え事をしているときって、血の巡りが悪くなって、気が付かないうちに体が冷えてしまっていたりします。

なので、まずは温かい飲み物と肌触りの良い上着を羽織って、体をあたたかくほぐしていくように心がけています。

2.何か短時間で集中できることをしてみる

体が温まったら、何かの作業に集中してみようと試します。
例えば、期限が迫っていてやらなきゃならないこと、掃除や洗濯などの家事、映画を1本見てみる、アニメを1話見てみる、など自分が好きなことでもいいかもしれません。
また、お出かけが好きな人だったら、目的地を1つ決め、その場所にいる間は何が何でもとことん楽しむ!と決めて外出してみるのもいいかもしれません。
とにかく、他の事は一切考えず、目の前のものに集中できるかどうかを試します。

もし、ここで徹底的に目の前のことに集中できたら、
もう、さっきまでの考えてたことが、どうでもよくなっていたりします。
何かに一心に集中すると、考えごとと自分との間に何もないスペースが生まれ、余裕ができることで、冷静に捉えなおすことができるようになっているはずです。

でも。
それでも、集中できない、考えごとが頭から離れないときは、次のステップへ進んでみます。

3.考えごとを文字にしてみる

好きなことにも集中ができなかったら、今度は、浮かんでくる考えと正面から向き合うことにしています。
向き合う方法は、もやもやの「言語化」。もやもやと次から次へ浮かんでくることを、残さず全部ノートに書き出します。

こんなことがあった、それで、こんな風に感じた。だから、自分は今こんな気持ちになっている。

など、できれば時系列順で、特に「考えごとするきっかけの出来事」と「今時点での自分の気持ち」の部分は詳細なところまで、正直に書き出します。

そうすると、自分の中にあった「もやもやとした影」のような考えごとが、言語化され、すっきりと輪郭が見えるようになります。

「何に悩んでいるのか」の原因がはっきりするので、ただもやもやと悩んでいるのとは違って、解決策を得るための次のステップに進むことができるようになるのです。

私の場合、ノートに書き出して見えてきた「お悩みキーワード」から本を探し、図書館で借りてみたり、他の人のブログを読んでみたり。他の人の体験や考えを参考に、前向きに解決できる方法を探します。

もしかすると、悩みの原因がわかれば、「このことなら、あの人に相談してみようかな」と思える人が浮かんでくるかもしれません。
そんな時は、遠慮せず、その人に連絡してみてもいいかもしれません。
人から頼られて嫌な気持ちになる人なんて、ほとんどいないはずです。

そして、これが不思議なのですが、悩みごとはまだ解決していないけど、自分の悩みや今の気持ちを書き出しただけで、何だかすっきりしてる!ということがあったりもするのです。
混沌とした思考が、すっきりと整理されたことで、「こんな日もあるよね」と楽観的に捉えられるように、気持ちが変化するのかもしれません。

4.最後の仕上げ

ここまでできたら、一日の最後に、
「ここまで自分と向き合ってあげられた自分は偉い!」と褒めながら、
ご褒美として、夕ご飯に自分の大好きなものを、好きなだけ食べちゃう。
そうすると、朝よりも少しだけ前向きになれているはずです。

ありきたりかもしれないけれど、やっぱりこれが一番、リアルに効く基本の過ごし方なんじゃないかと、自分の実感として感じています。

考えちゃうときは、「ココロとアタマの距離がうまく取れてない」サイン

次々にいろんな考えごとが浮かんで、もやもやしちゃう時は、自分のアタマ(理性的な思考)がココロ(自分の感情)に近づきすぎちゃってるサインなんじゃないかと思っています。
解決する方法を探したいけれど、その作業をするためのスペースがアタマに残っていない状態。
そんな時は、冷静に自分と向き合うための”隙間”が必要なんじゃないでしょうか。

何かに集中したり、心のままにノートに書き出してみたり
もしくは、誰かに話を聞いてもらったり。

一旦、考えごとから距離を取ると、ココロとアタマの間に隙間ができ、空いたスペースで自由に考えを広げていくことで、ふと解決策が見つかったりするのだと思うのです。


最後に

もしかすると、抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
どうしても自分で解決しきれない、周りの人に話を聞いてもらっても、ずっともやもや悩んでしまう場合は、カウンセラーさんを頼ってみるのも大有りだと思います。

プロのカウンセラーさんに話を聞いてもらうことで、現状の課題把握がスムーズになるはず。
ご自身の最優先課題が分かれば、次に向けた具体的な動きができるようになります。

本格的に体を壊してしまう前に、頼れるものは頼るべき。
ストレスフルな今の時代、あまり公言する人は少ないけれど、カウンセリングを受けたことのある人は、意外と身近にも多いのだと思います。

躊躇せず、学校や会社のカウンセリングや、お家の近くで評判のいいカウンセラーさんを探して、受けてみていただけたらいいな、と個人的には思います。


現代社会、自分たちは「生きてるだけで、もう十分偉いんだ!」って思って生きています。
日々、悩むことは様々あるけれど、自分には嘘をつかず正直に、社会や他人とはほどほどの距離を保ちながら、心穏やかに過ごしていけたらいいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
共感していただけた方、試してみようと思っていただけた方は、スキ・フォローをいただけると嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!

居積 奈伽(Izumi Naka)
お読みいただきありがとうございました✨ サポートもいただけると嬉しいです☺️ いただいたサポートは、本の購入予算など、皆さまへの情報発信のための情報収集費用として使わせていただきたいと思います📖