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テントサウナの虜になり、薪ストーブだけ先に買ったけどホンマに最高(ホンマ時計型薪ストーブAS-60)

自宅にサウナが欲しい

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去る11月、福井県勝山市で開催された#hokurikuサロワール というテントサウナのフェスに参加して以来、サウナを自宅に作りてぇ!という欲求が高まっています。

この「ああでもない、こうでもない」と考えるのが結構好きなクチで、

・軽トラに載せれるタイプが良いかな?

・いや、ジムニーで牽引できるものが…

・いやいや、言うてそんなに持ち運ばないから自宅に作ってしまえ

・…だったらモルジュでいいよな…

と、試行錯誤の1週間。

日ごろお世話になっているカワバタシャチョに「今ええやつ仕込んでるからちょっと待っとけ」的な意味深なリプをいただいていたのですが、我慢できませんでした。

勢いでストーブだけ購入

そしてとうとう本日、雪かき道具を物色しに近所のホームセンターパルスに行ったたところ、あったかコーナーに鎮座していた時計型薪ストーブ。当然目に入るじゃないですか。


そして、置き場所のことなどを深く考えずに購入してしまいました。


煙突代などもろもろ含めて1万数千円。↓こういうやつです。

公式サイトだとこちら


買ってから冷静に言い訳を整理すると、

・イベントの際、何名かのテントサウナオーナーさんがこのタイプのストーブを使われていた(ので、コスパとのバランスが良いのだろうと)

・とりあえず冬の間も外で暖が取れる遊びができるかもしれない

・割と頻繁にインフラが止まるので、災害用の備えとしても心強い

どこからともなく家に薪が来て毎年増えてる

という背景があり、公私分け隔てなく使えそうで万能感があるかなということに。

とりあえず縁側で試し焚きをしてみた

サイズ感は結構大きめ。室内に置いたら運動会のダルマ運びのダルマが家に転がっているぐらいのイメージ。。。

流石に取って付けただけ、ポンと置いただけの状態で室内では使えないので、いつも夫婦でバーベキューをしている自宅の縁側に配置してみたのが下図。

あったかいでぇ・・・


なんやこれ・・・

スゴイで工藤・・・

薪ストーバーはこんな幸せ時間を味わってたんか・・・


バーロ・・・


という寸劇が飛び出すぐらい至福の時が流れました。

半室内・半屋外で使う

この写真を撮っている、座っている場所は実は私の仕事部屋。

仕事部屋の窓を開けて室内の床に腰掛け、軒の深いコンクリ部分にポンと置いて暖を取っている姿になります。

冷気はガンガンに入ってきますが、許せるぐらいあったかい・・・

完全に外じゃないから気持ちも過酷感が無い・・・

**

余談になりますが、今住んでいるお家は、大家さんちの先代のおじいさまが工夫を凝らして建てられたようで、壁一面(2部屋あるから正確には2面)が全部窓なんです。

「ええんや、冬寒くてもええんや!ワシは縁側を感じたいんや!」と先代は言ったとか言わなかったとか(憶測)。そんな作り手の想いが見え隠れするから古民家は面白いですね(この使い方って、結構意図通りなんじゃないでしょうか!?おじい様!)

これが最高!5つの推しポイント

3時間ほど焚いてみてものすごく感動したので、頑張って5つに整理してみました。前提として、庭で焚火やバーベキューをする。キャンプはほとんどしない。汎用性高い使い方を好む。そいう人の観点です

1.煙たくならない

焚火の煙って目に沁みますよね!これ、煙突あるんであんまり気になりません。完全燃焼してくると煙はほとんど出ません(感動!)

2.お湯が沸くのが早い

燃焼効率がめちゃくちゃ良いんでしょうか?デカイ薪が余裕で入り、家に転がっていた羽釜をはめたらピッタリ。

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たっぷりのお湯も気が付いたら沸騰する勢い。3年いろんなグッズで湯を沸かしてきましたが、かなり高ランク。沸かしたお湯で足湯をやります。豚汁や芋煮も作れますし、米も炊けますね。

3.複数の調理器具が使える

よくよく見たら手前の蓋も外せて火にかけられるではないですか!

ぼうっと火を眺めていたらおなかが空いてきたので、余っていたご飯と卵で即席チャーハンを作りました。

パッと見は普通の具無しチャーハンですが、マテリアルにはこだわっています。鉄のフライパン×高火力×自然栽培玄米×ちょっといい卵×志野製塩所さんの塩。

シンプルですが、この年になると粗食で全然事足りちゃうし、うましです。

4.結構温かいし、天候に左右されずに楽しめそう

ストーブなので当たり前と言えば当たり前なんですが、あったかいです。

この日は外気温3度で、上着を羽織って足元がポカポカして快適。という感じ。注意しながら燃料投入口のフタを開けると、炎の熱をもらえて結構熱いぐらい。

軒が深いのと床が土間なので雪囲いをしても空間が保たれるし、なんならこの2畳分ほどの土間空間を上手く使えばサウナ室作れるんじゃ?って気がしてきています。

5.今後の発展形態に伸びしろしかない

ぼうっと火を眺めていると、今までのいろんな試行錯誤が自然と熟成されるようで、後半はいろんなアイディアが湧いてきました。

例えば、雨水の利用。

最近、大野市普通に水が出ない(地下水位の低下)時があるので、非常用としてアリかなと。実際に3.11の時はトイレの水が流せなくてかなり困った経験があります。川も水流れてないし。

お風呂も沸かせるのでは?

ボコボコと何十分もお湯を沸騰させていたので、「これ、風呂はれるやん」て思いました。

ライフラインを過度に一つだけに依存しちゃうと結構リスキーだよな。ってのを関東や大阪で住んでいたときに地震など災害を直撃で経験しているので、趣味と実益を兼ねていろいろ試してたりもしています。

あとはサ室作ったり

あとは楽しみの世界として、簡易なサ室だったら自分でも何とかプロトタイプぐらい作れそう。

最初からあれやこれやと妄想ばかり膨らんでいたんですが、1万円ちょっとのストーブを買っただけでこれだけ幸せな世界がぐわっと開きました。

・・・これはあれですね。プライベート型温浴施設が大野に爆誕する気配がしています。


名前は・・・あっ宝アイランド? 中村湯? なかむ館?


まとめ

なかむらセレクション、2021ベストバイ暫定1位です。

気になる人はぜひ買ってください。






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