楽になりすぎて大変!AIを活用したお仕事効率化事例をご紹介します(2023.4現在)。
4月はめずらしく大忙しでした。
ChatGPTの話題沸騰により、大幅に予定が狂い毎日情報収集&実践の日々。
仕事に役立ちそうなツールを片っ端から試しては、自分の業務に合わせたチョイスと使いこなし方が少しずつ分かってきました。
そうこうしているうちにひょんなご縁から、地元でのChatGPTに関するセミナーに登壇することになりそうなのですが、「何か話題にはなっているけど、正直置いて行かれているんだよね・・・」って方も多いのではないでしょうか!?
https://twitter.com/IchiShiogao/status/1650758308658049025
そこで今回の記事では、
それなりに情報収集と使いこなしを試した結果、4月はこんな使い方が便利だったかも!
という内容をまとめてみました!きっとあなたの業務効率化のお役に立てるはずです!
AIを使ってこんなことしましたよ!
戦略の提案をしてくれるアシスタントをお願いした
情報収集のアシスタントをお願いした
数か月に渡るプロジェクトのマイルストーンを作ってもらった
オウンドメディアの記事作成を7割ぐらい手伝ってもらった
会議の議事録作成を試しにやってもらった
・・・だいたいこんな感じだったと思います。
私のお仕事の領域が、戦略立案・リサーチ・メディア作成が中心なので、その周辺。
あとは趣味のライフワークになりつつある、ジョギングのトレーニングメニュー作成のお手伝いをお願いしてみたりも。
仕事にもプライベートにも、またAI・テクノロジーと共存する新たな時代の伴走者としてとても便利に色々使わせてもらったなーという印象です。
ヤバイと思ったランキング(実用度順)
色々と使ってみたツールは沢山あるのですが、その中でも特に「これはやべぇ!」と思ったものからご紹介します。
動画から議事録を半自動作成!
YouTubeの機能を使うと、自動文字起こしができることは既にご存知の方も多いと思います。
ここからさらにAIを活用することで、話し言葉を書き言葉のように文章を整えたり、議事内容からアクションリストを抜き出してくれたりといった、一歩も二歩も進んだドキュメントの作成ができるようになりました。
実際にデモンストレーションしているところを見ていただくと、AIによる議事録作成の効率化がどのようになされるかが分かります。
ブログ記事作成
ブログ記事作成については、いろんな方が「プロンプト」というAIの命令文を作ってくれているので、それを活用するのも手ですが、まずは基本的な手順を自分の中で型に落とし込んでいくと良いと思います。
ChatGPTを使ってブログ記事を作成する手順をざっくり解説すると、例えばこんな感じの流れになります。
1.まず、記事のターゲット、読んでもらった後に取って欲しい行動はどのようなものか、そのためにどういった内容を伝えようとしているのかの要点・ポイントを事前に整理しておきます。
2.その上で、これらのポイントから、ブログ記事のタイトル案や見出し案を出力してもらいます。
3.タイトルや見出し案がだいたいよければ、見出し1つずつ「本文をXXX文字以内で書いてください」という風に指示を出すことで、自分がキーボードを打ったり、本文を考えたりしなくてもある程度の文章を執筆してくれるようになります。
AIへの指示出しを通じて、自分が書こうとしているブログ記事が誰に何を伝え、そこからどういう行動をとって欲しいのかが自然と整理されるので、ご自身の頭の整理にも一役買うことかと思います。
戦略立案
これぞAIの本領発揮か・・・!と思わずうなってしまったのがこちら。
とりあえず難しく考えずに下記ツイートの「プロンプト」部分をそのままChatGPTにコピペしてみてください。
課題とあるべき姿を入力するだけで自動的にステップバイステップで、どのような手順でその問題を解決していくかを丁寧にリードしてくれます!(すごい!!)
個別具体的な事情はその都度ご自身でチューニングする必要がありますが、ロジカルに考えることが苦手であったり、様々な選択肢を整理するのが苦手な方にとっては、アシスタントや補佐というような位置づけとして割り切る前提であれば、かなり役立てられるのではないかと思っています。
行動計画・マイルストーン策定
行動計画やマイルストーンの策定についても同様です。私の最近のライフワークになりつつある「ジョギング・フルマラソンへの挑戦」の道筋を立てるために、トレーニングメニューの作成に手伝ってもらいました。
先ほどの戦略立案のプロンプトと似ている部分がありますが、チャットという一問一答形式のやり取りを通じてわからない専門用語を調べたり、その都度計画にフィードバックするようなことをやってみました。結構面白かったです。
もう手放せなくなったランキング
音声入力と文書の整文
Google ドキュメントの標準機能である音声入力。この利点は、自分がキーボードを打つよりも圧倒的に早いスピードで情報のテキスト化ができること。
デメリットとしては、どうしても話し言葉になってしまうので、文字で読んだ時に文書の前後関係が少し分かりにくい、読み手が書き手の意図を汲み取ってあげる必要があるということがあったり、句読点が入らないケースが多いので、そのままブログ記事にしたり、レポートにまとめるには人の手が必要だったのですが・・・
なんと、AIを活用することで、話し言葉でテキスト化された文章を読み手が読みやすいように整えてくれる機能が非常に便利です(NotionAI万歳!)。
こちらも、実際のデモンストレーションを見ていただけると早いかなと思います。
情報管理はNotionに一元化
クラウドメモアプリのNotionがAIを搭載するという情報をキャッチし、それを機にメモ・プロジェクト管理の類は全てNotionに統一してしまいました。
Notionの説明については他の方のyoutubeの方が分かりやすいのでそちらをご覧ください…。
これまでスマホやパソコン、紙のメモなどにバラバラにしていたものを全てNotionに集約化したことで、自宅やコワーキングスペース、出先でもスマホでも、場所やツールに囚われずに自分の考えや進行しているプロジェクト、ブログの下書きからお客様に共有するためのラフ案のページにまで、全てがこのアプリケーションで完結します。
単に情報を一元化するだけならEvernoteでも良いのですが、AIを搭載して自分の頭の整理、情報の整理、相手に伝えやすく加工できるところまでアシスタントしてくれるのは、Notionの大きな利点だと思います(最近発出されたNotion AI学習コースが分かりやすい!)
個人的には、
溢れ出すアイデアをトピックごとに整理
お客様ごとのお仕事・プロジェクト進捗を管理
イベントの企画案を作って共有リンクを発行し、相手にお知らせする(Notionだけでブログ記事を作るようなことができます)
が非常に便利だと思っています。
地味だけどリサーチにも活躍
世間ではChatGPTがすごく話題になりましたが、リサーチに関しては、ChatGPTよりも実はBingチャットの方がいいかもしれません。
リンク付きで回答を返してくれるので、ソースを確認するときに便利です。
Windows PCを使っている場合、標準でブラウザのEdgeが使えると思いますので、そこからBeingチャットを活用することができます。
英語でログインしたりする必要もないので、こちらの方が使いやすいかもしれませんね。ChatGPTとも併用して上手に使い分けると良いかと思います!
今後の展開に大注目ランキング
STUDIO AIを使えば、サイト制作の大幅時間短縮になりそう…!
ノーコードでウェブサイトが作れる「STDIO」というツールがかなり素晴らしいです。
https://twitter.com/ytk141/status/1651136890274447366
公式のTwitterを見ていただくと分かるのですが、パソコンで表示されるウェブサイトを作った後に、ボタン1つでスマホ版に最適な文字や画像の大きさに変換してくれるというような作業が、AIによって一瞬で完結しそうな雰囲気・・・(革命感!)
↑例えばこちらのページ、PC版の見た目は比較的サクっと作れたのですが、スマホやタブレットへのサイズ変更が地味に煩わしかったりしたんですよね(なんだか、同じ目的のものを2つも3つも作っている気がして・・・)
Web系の制作者・クリエイターにとって、かなり衝撃的なインパクトをもたらすのではないかと思っています。
Adobe premieの動画編集機能がなんかすごそう
Microsoft officeのAI搭載もなんだかすごそうだぞ!
↑こちらの動画の10:05ぐらいから、字幕をON・自動翻訳日本語にしてみてみてください。何かがとてもすごそうです。
まとめ:AIを取り入れた業務効率化の今後の展望
3月下旬から4月末まで、毎日新しい情報が入ってきて、追いつくのがとても大変だった記憶があります。日々の業務をこなしながら、時間をなるべく空けてツールを使い、実用性を検証する作業も1日数時間以上かけていたような・・・最近は「もう全ての情報をキャッチアップするのは無理っぽい」という気もしてきて、GWはAI疲れを癒したいと思います(笑)
AIの進化によって仕事はとても便利になりましたが、個人的には、できるだけ労働集約的な時間を減らして、その分ライフスタイルの充実に充てたいなーと思っています。
この情報も1か月もしたら陳腐化している可能性もあるので、都度都度AI情報を発信されている方(私も本記事で紹介させていただいた方の発信を逐一チェックしています)をtwitterなどでフォローしておくだけでもかなりボリューミーな情報が仕入れられるはず。
私自身も情報キャッチアップに努めて、振り落とされないようにしていきたいと思いますが、「まずはちょっと使ってみてーな!!」というのが今一番の主張ですかね!
英語に抵抗がある方は、bingChatあたりから入るといいかもしれません!
みなさまの何かのお役に立てられれば幸いです!
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