思い出したようにありがとう
友人へ送る苺を買うため、種類が豊富に売っている道の駅へ行く。
そこまで小難しい道のりでは無かったはずとカーナビの指示通りに車を走らせていく。
すると大きな道路へと誘導され、高速の入り口が見えてきて肝を冷やす。
土地勘や方向感覚がまるで無いのでいつだってカーナビに頼りがちだ。
しかし、カーナビというやつはいつだって最短距離で行こうとするため、めちゃくちゃな小道を走らせられたりすることがままある。
運転が苦手な人に優しいルートのオプションが欲しい。
多少遠回りになっても大通りしか通らないとか、曲がる回数が少ないとか。AIでどうにかならないものかな。
なんとかたどり着き、目当ての苺を買うことができた。
他に一緒に入れられるものはないだろうかと店内を歩いていると、以前息子が大いに気に入っていたふりかけが売っていた。
旦那がお客さんから貰ってきたものでどこに売っているのか分からず、食べ切ってからはそれっきりになっていたのだ。ここに売っていたんだな!
大喜びで買った。
帰宅して仕事。今日は保育園の面談があり、昼に一旦切り上げて向かう。
息子はお昼寝中。一緒に帰りますかと聞かれるがまだ仕事があるので夕方迎えにきますと家へ戻る。
ふりかけを旦那へ自慢していた。そして私の方へふり返り「買ってきてくれてありがとう」と言ってくれたので嬉しくなる。
息子は日常生活にちょこちょこお礼をはさんでくる。
トミカで遊んでいたと思ったら思い出したように「これ買ってくれてありがとう」と言い出したり。
私は後からお礼を言いたくなった時に「今いきなりこの話振るのはよく分からんよな・・」と言えずに終わってしまうことが多いので、この無邪気さを見習わないと。
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