曇天の夕方にレインボー【日記】
スマホの写真を整理しているとどっからどう見ても残念な風にしか写っていない虹の画像が出てきた。
ちょっとお見せするね。
フフフ、謙遜 抜きで本当にお見せするほどのもんじゃないよね。
これ 雨上がりの散歩の途中、近くの公園で撮ったものなんだけれども、あまりに曇り空すぎて笑えるよね。
インスタ映えしないことこの上ないし、かといってツイッター映えもしない。撮影のプロの人からしたらゴミクズの様な画像だろう。
でも私にとっては愛おしい一枚である。
『この画像 使いみちないなー』と笑ってたんだけど、実はこれちょうど180度後ろが良い光景だったんだ。
あの日あの時間、西の空は地面が全てオレンジ色に染まるぐらいに真っ赤な夕焼けだったの。
子供が遊具で遊んでてさ、そして振り返った時に虹が空にかかってたの。
びっくりしてさ、家族四人で『きれい!』って大盛りあがりしたんだよ。思わずスマホのカメラを起動させちゃった。
あとから画像で虹を確かめると曇り空の為にそうでもない記録になっちゃったんだけど、記憶の中では本当に綺麗だったんだ。
これは人生に似ている。
青春時代、思い返せば大したことない出来事の連続であったとしても、やっぱりその時の思い出は輝いて見えることがある。錯覚かもしれないけどその時感じた美しさだけは本物なんだよね。
ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んでくれたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことだなー