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ピコ太郎の果てに何があるのか

先日流れてきたとあるブログを今あらためて眺めている。
ちいさな子を持つ一人の父親として。
微力ながらも文章を書き始めた一人の人間として。

やっぱり涙がこぼれ落ちるよね。

読み終わる前に古坂さんの肩を抱きしめたくなる。
たまにあるんだ、こういう文章が。
「全部言わなくても伝わっているよ」
こう声をかけたくなった人も多いんじゃないかな。

そのブログには人生のにがさの機微が閉じ込められていた。

◇◇◇

人生は思い通りに行かないことの連続でね。
浮き沈みがあって、まあほとんど沈んだままってことが多いよね。
笑っちゃうんだけど。
やっと日の目を浴びたかと思ったら、今まで暗くて見えなかったものが見えたり、本来なら出会わなくてもよかったことにまで否応なく身体がさらされる。

普通じゃ耐えられないからみんな仮面を被るんだね。

そして、、いろんな仮面があるんだけど、時として奇跡的に大勢の人に好きになってもらえる仮面が生まれることがある。それが幸福なのか不幸なのかは分からないけれども生み出されたからに人はその仮面を被らざるをえなくなる。

ピコ太郎というキャラもそういった仮面の一つなのだと思うけど、人気者になってから、その渦の中で古坂大魔王さんがピコ太郎をどう演じたのかがこのブログに凝縮されていた。

救えないこともあるけど、すべての生命はいつか姿をかえてめぐってくる。
そして世界は残念なことも愛おしいことも分け隔てなくまわっている。

あの奇抜な衣装とチンプな踊りは間違いなく世界を駆けぬけたんだね。

◇◇◇

まだ読んでない人がいらっしゃったらぜひ読んでみて。
今日はここまで。

#日記 #エッセイ

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