7/18(月) クロユキさんLive配信ハイライト

本記事は、クロユキさん【Twitterアカウント:@fkuroyukix】がLive配信されている内容を切り抜き、まとめたもの+自分で調べた内容を掲載しています。

※記載内容は私の個人的な解釈であり、実際とは異なる場合があります
※リアタイ相場については割愛
※今回は過去の記事で書いた内容と重複する部分があったため、一部割愛


➡︎ユーロに注目

米ドルの方向性が失われているいま、21日に政策金利を発表するユーロに注目が集まっている。なぜなら、ECB(=欧州中央銀行)が利上げを発表するのは実に11年ぶりの出来事だからだ。一番の話題は利上げ幅だ。
先月までは0.25%の利上げが最有力であったが、インフレが悪化する中でECB関係者より大幅な利上げを検討せねばならないとの話が出てきた。
また、ラガルド総裁も6月末に行った講演会では0.25%を上回る利上げに対し含みを持たせた。
市場の予想は0.25%の利上げがやや優勢なものの、0.5%の大幅利上げの可能性もあるため、21日の政策金利発表は一大イベントとなるだろう。
ユーロの政策金利を前に、この日はポンドが買われる場面があった。
背景としては、BOE(=英中央銀行)のMPC(=金融政策委員会)に所属するソンダース委員が追加の利上げを示唆するような発言をしたためだ。

今、世界各国の中央銀行はインフレを抑え込もうと急ピッチで利上げを進めている。自分達が思っている以上に深刻な問題なのだ。故に、政策金利や利上げに影響する各重要経済指標を無視したトレードは難を極める。
しかし、今からファンダを勉強するにもテクニカルとの両立はなかなか難しい。
クロユキさんがツイートやLive配信で旬のファンダについて説明下さっているので、欠かさずチェックすればうっかり経済指標を忘れてエントリーすることもなくなるだろう。


➡︎反転ラインは各時間軸の波にそって

各時間軸の押し安値や戻り高値を抜けた時の戻りを狙えとクロユキさんがよく仰っている。
押し目買いや戻り売りを狙うとき、下位足に落としカウンタートレンドラインや転換のシグナル(ダブルトップなどのチャートパターン)を駆使してエントリーできるかを判断するのだが、各時間軸ごとに押し安値や戻り高値、目立つ高安値は異なるので、全ての時間軸を狙おうとすればチャートはラインだらけになり、各時間軸ごとに上昇トレンド、下降トレンドと目線も違うため混乱しかねない。もちろん上位足の反転ラインは下位足に比べ優位性も高く、絶好のエントリーチャンスでもあるため狙うこと自体が悪い訳ではない。
今回紹介して下さったのは、各時間軸の波にそって反転ラインを探す方がわかりやすいということだ。
下記の画像をみると、左側は4時間の戻り高値をちょうど上抜けた時の画像だ。あとは上昇トレンドに切り替わり戻りを待って押し目買いを狙いたい場面である。非常にシンプルだ。
今度は右側の15分足を見て欲しい。4時間の戻り高値は遥か遠くにあり、画面上では確認することができない。
しかし、15分足の中にも直近で目立つ高安値や意識されているラインはある(フラクタル構造)。遥か遠くにある上位足の戻りを狙い打つよりも、15分なら15分足の波にそって意識されているラインを狙う方がわかりやすいのだ。
要は他の時間軸の波をみるよりも、各時間軸毎の波の起点を見た方が狙うポイントが明確であるということだと考える。
クロユキさんのリアルチャート上に反転ラインが示されているが、加えて各時間軸が記載してくれているので、参考にするといいかも知れない。
(クロユキさんの仰る通り、説明難しい・・・)

GBP/JPYのチャート左が4時間足、右が15分足

押し目買い・戻り売りについての基本的な説明は、クロユキさんが下記の動画で解説して下さっている。
初心者&勝ちきれない人必見!!ここだけ狙え!!分かりやすく優位性の高いエントリーポイントを徹底解説!!
まだ勝てない人は、ここだけ集中して狙って!!勝てるようになるから。


➡︎週明け、米国の金利予想は?

先週15日のLive配信開始時は0.75%と1%の利上げがほぼ半々の予想であったが、その後に発表された小売売上高やミシガン大学消費者信頼感指数などの指標により、再び0.75%の利上げ予想に傾いてきた。
FRB関係者がブラックアウト(=金融政策決定会合に関係する者は、金融政策や金融経済情勢について一切発言してはならい)に入っているため直接的な発言はできないが、1%の利上げが必要となる各経済指標の数値が出たり、大幅利上げを示唆するような出来事があればマスコミを通じて情報を流す可能性もある。その場合は、また市場の予想値に変化が出るだろう。

現状は、CPIの結果を受けて1%利上げの可能性が高まり上昇を続けたUSD/JPYも、要人発言や15日夜に発表された経済指標の結果により0.75%がやや優勢となったため、ポジション整理が行われた影響もあってか緩やかに下落しているが、予想数値に変化がでない限りはこのままレンジ帯に突入する可能性が高い。
従って、いまは米国に1%利上げの材料が出てくるかもしくは日本が利上げに踏み切る(ほぼ可能性0)などの動きがない限りUSD/JPYを狙うより、ユーロやポンドに大きな動きが出るようであれば他通貨を狙う方がわかりやすいかも知れない。

※市場の利上げ織り込み度を確認できるツール
Fed Watch Tool


➡︎ダウ理論+移動平均線で優位性UP

1日の記事でも紹介しているが、ダウ理論で目線を固定したはずなのに負けてしまう人は、プラス200SMAを表示させることにより、相場の見方が変わってより優位性の高いエントリーができるようになるかも知れない。
注目すべきはMAの向き。ダウでは上昇トレンドでも、MAが下を向いている場合はその時間軸でのエントリーは控え、ダウとMAの方向が揃っている時間軸で闘う方が相場が助けてくれやすいのである。

※詳細の解説動画を出してくれているのでチェック
知らないとやばい!!トレンド判断しているのに負けるのはこれが原因です!!