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ちょっとした話 下唇ガブり編

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内臓王国内臓プリンスの
フッチー王子は
整体歴22年、今までの施術人数延べ約3万人。
その経験を活かし、内臓達の声を世にお伝えしています。
初めての方は
「内臓王国内臓プリンスフッチー王子って、だれ?」をお読みください。

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友人とのキャンプの夕ご飯の後に食べた干し芋で
銀歯(銀の詰め物)が取れてしまった私。
詳しくは、ちょっとした話 口から十字架編を読んでね。↓

キャンプから帰ってきて速攻で、歯医者さんの予約を取り、歯の治療をしてきました。

先生「奥歯削ると痛いんで、麻酔しますねー」
と、麻酔をして、取り敢えずの応急処置をしてくれた。
私は、普段から身体とは仲良しなので、麻酔というあまり身体に入れた事がないものが身体に入る時は
身体達に呼びかけている
「おーい、みんなー、これから麻酔が入るからねぇ、よろしくねー」

「OK!あいこ(本名)いつもありがとうね!了解!」

てな感じで身体達から返事が来る。
この会話を私は、大きく口を開けながら、心の中でやっている。

無事、麻酔が身体の中に入り、全く痛みを感じることなく治療が終わりホッとした。

ふー。これで一安心。
この頃には、私はもう今日の昼ご飯はどうするか
私の胃袋に相談し始めていた。

「どうする?どうする?昼ご飯。麻酔が残っていても食べられるのがいいよね!?」
「うん、そうねぇ」
という感じで、私は胃袋と心の中で会話していた。

そして、街を歩いて偶然出会ったタイ料理屋さんに入ってみた。
丁度ランチタイムで、私は、身体達特に胃袋と相談して
○トムヤムタイラーメン
を注文した。

そう、いつもならそれで良かったの
その注文で良かったのよ。

だけど、少し忘れてたけど、

あたし、麻酔してたんだった。
うっかりしてた。
ていうか、予想してない事が私の身体に起こってた。それは、トムヤムタイラーメンが私のテーブルに運ばれるまで全く気づかなかった。
なんと、

麻酔がさらに効いてきたのだ!!

予想外だった。
治療が終わったら、麻酔の効果は切れていくものだと思っていた。

が、しかし、治療が終わってから麻酔達は、本領を発揮してきた。
治療中は左下の奥歯周辺だけに効いていたのが、ご飯を食べる頃には、左奥から下唇全体とあご半分が麻痺していたのだ。

私は、一口食べて思った。。。

「なぜ、麺にしてしまったのだ。しかも、辛いやつ。なぜだ、なぜだ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」

胃袋との相談を間違えてしまった。

でも、いい!!!
口半分の感覚がなくたって、後もう半分は、感覚があるんだから食べれる!!!!
いや、食べてやる!!!

それで、口の下半分が麻痺したまま私は、トムヤムラーメンを食べ始めた。
いつものように食べようとすると非常に食べにくい。
「カリっ」
ん?
「カリっ」

食べている最中にたまに、なんかカリっと何かを食べている?
うん、なんかトムヤムラーメン以外に何か一緒に噛んでる。

麻酔が効いているから全然感覚が分からないけど、

どうやら私は自分の下唇も一緒に食べているようだ!!!!!

なぬ!?

そして、下唇の内側が自分で噛んだせいでぷくっと腫れて更に麺が食べにくい( ̄д ̄;)

麻酔よ、今、効かなくていいんだよ。
今、本領発揮しなくていいんだよ。

涙。

そんな事で私はとても忙しく考えながらトムヤムラーメンを食べたので、味は血の味がしたのは覚えているが、美味しかったかとかは味わう余裕がなかった。寂。

まっ、しかし、これで麻酔の事も麻酔が効いたあとの自分の身体の事もわかった事だし、一つ学びになった。
あと何十年先に同じように麻酔する時は、きっと今日の時の事を思い出して間違えてもトムヤムラーメンや麺類は食べないだろう。
たぶん。。。

身体は、そうやって記憶していくんだよなぁ。
賢い!

またね。

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