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「みんなでつくる中国山地」発刊記念シンポジウム2020

正月にひいてしまった風邪も治り、雪の心配もしつつ、暖冬のおかげで普通タイヤで邑南町へ。(ギリギリまで不安だったけど、なんとかなって一安心♪)


というのも、ローカルジャーナリストの田中輝美さんから、こんなイベントをご紹介いただきました。


昨年末に発刊された雑誌「みんなでつくる中国山地」の記念シンポジウムです。
雑誌の構成がユニークで、学術的な内容とインタビュー形式の”両A面スタイル”。読みやすい面から読めます。新しい!

「過疎は終わった!」と挑戦的な見出しを掲げているこの雑誌。
なぜ過疎は終わったと言えるのか?
あなたはどう感じるか?
いろんな世代・角度から「これからの地域のあり方」について書かれています。


そんな雑誌の発刊シンポジウムは、各業界(各地域)で活躍されている方のお話を聞きながら、意見交換する場となりました。5分科会(福祉・教育・交通・若者・暮らし)それぞれにゲストスピーカーを迎え、

経済成長だけを重視するのでなく、持続可能な生き方とは?
これからの地域とのあり方とは?
私たちに何ができるだろう?
今できること、または100年後に向けてやりたいことは?

など、「未来のかたち」を話し合いました。

「これから〇〇というプロジェクトを立ち上げます!」など、ワクワクする話がたくさん聞けましたし、”多様性”の時代だなとつくづく感じる時間でした。

そして個人的には、多方面で活躍されている方と出会うことができ、おもしろい話もたくさん聞かせていただきました。本当に濃い時間で、楽しかったです!興奮しすぎて、「私も早く何か始めたい!」とアドレナリンが出ていたと思います。(笑)


”境界線”の曖昧さ

そして印象的だったのは、「中国山地」というくくり。
地域おこしというと都道府県または市町村単位で語られがちですが、このシンポジウムには中国五県から参加者が集まっていました。「中国山地」という共通点を感じる地域が互いを参考にし、アイディアや取組みを共有する姿が印象的でした。

先日偶然見ていたTV「秘密のケンミンSHOW」によると、島根県と鳥取県は昔ひとつの地域単位だった時期があるそうです。

人間が無理やり引いた”境界線”よりも、似た匂いを感じる地域が協力し合う”境界線の曖昧さ”が、私は好きだなーと感じました。


狼煙は上がった!

ちなみにこのシンポジウムは”狼煙”、つまり”始まり”でしかありません。
「みんなでつくる」と掲げられている通り、これから作りあげるプロジェクトだそうです。(そして100年続けたいそうですが、参加者のほとんどは100年後の中国山地を見れないという矛盾も。。笑)

今回参加できなかった方も、今後開催されるイベントやプロジェクトにも参加できるようです。私も関わり続けたいと思っています。イベントのお知らせは公式noteでぜひ^^


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