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はじめてのインサイドセールス。つまづかないための3つのポイント

*主に大学生(就活生、インターン生 etc)、新入社員、若手向けの記事です。

結論

  1.  "THE 新人営業"という雰囲気をなくす。

  2. メッセージを明確にする。

  3. 相手の心境を想像し、会話冒頭10秒を工夫する。 

"THE 新人営業"という雰囲気をなくす。

・必要以上に丁寧な敬語
・声が(必要以上に)高い
・早口
・「あ」「えっと」などの無意味なつなぎ言葉(フィラー)が頻出する

どれか1つでも当てはまったら要注意です。
「(必要ないと考えているものを)売り込まれたくない。時間をとられたくない」というのがお客様の心理です。まずは第一印象をコントロールしましょう。
まずは先輩のトークをしっかり聞いて、呼吸、間、トーンなどを完コピすることをオススメします。

メッセージを明確にする。

「なぜあなたに,なぜいまか」を考える、お客様のHPやIRを見る、3C分析をする、業界トレンドを抑える などなど。 トレーニングを受けると伝えなければならないと思うことが多くなりすぎて、いざ電話をした際に
 お客様「…で、なんのご用件でしょうか?」
 お客様「とりあえず資料送ってください」
 お客様「いま忙しいので結構です」
となりがちです。

トークのメッセージを大きくまとめると以下の3要素になります。

  • 【どうしたい】WEB会議のお時間を頂きたい。

  • 【なにを】特に〜〜という事例が○○様のお役立てできるのではないかと考えており、詳細ご紹介したい。

  • 【なぜあなたに、なぜいまか】今、○○業界では〜〜という背景で〜〜に注力されている企業が様が増えており○○様にとってご参考になるのではないかと思った。

ヒアリングはいつするの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、関心を持って頂くのが最優先です。まずは関心を持って頂き、(場合によっては)日程をFIXしたあとにヒアリングすればOKです。
ロープレなどのトレーニングをしていると「結局、あなたは何がしたいのか?(事例を紹介したいのか 他)」がわからないトークになっていることがあります。
上記3要素のように自分が伝えたいメッセージを抽象化して組み立てておく(会話の落とし所をつくっておく)ことを意識しましょう。


相手の心境を想像し、会話冒頭10秒を工夫する。

よく陥りがちなのは「すべてのリードに同じトークをしている」という状況です。
 ・お客様はそもそも御社のことを覚えていないかもしれません。
 ・なぜ自分の番号を把握しているのか不審がっているかもしれません。

「あのとき参加したイベントがきっかけで電話してきたのか」といったように電話先の相手が自分に電話がかかってきた理由を理解しないとその先どんな情報を伝えても相手にインプットされていきません。
まずは冒頭10秒、丁寧に思い出して頂くことをしていきましょう。

一生懸命で真面目なインサイドセールスが立ち上がり期に空回りしてしまう理由 
インサイドセールスが意識すべき商談機会の獲得までのプロセスとは?

詳細解説はこちらのnoteをご覧ください

本記事をご覧いただいた方にとって少しでも参考になるところがあれば幸いです。


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