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長女と育てるハイビスカス

今日、子どもたちと出かけたホームセンターで、花の苗を長女と選び、鉢に植えた。長女が自分で花を育てたいというので以前から約束しており、夏に咲く花苗を買おうと思っていたのだが、延び延びになっていたものだ。

というのも、昨年も一昨年もミニトマトとバジルを大型のプランターに植えたのだが、最初は張り切る長女の水やりはいつも三日坊主。結局僕が世話をしていた。さらに、長男1歳はちょこまか歩き回るようになり、次女3歳のやんちゃ度は着実にレベルアップ。そこら中で土をひっくり返したり勝手に摘んだりされるとイラっとする。

そんなわけで肥料や摘芯、わき芽かきなど、色々世話する余裕も意欲も減退していた。それでも何か植えたいな〜どうしようかな〜、とぼんやり考えているうちにシーズンを逃していた。

一方、長女は少し成長したのか、最近幼稚園から持って帰ってきたピーマンに毎日水やりし、自分で育てたピーマンはおいしいと言って食べている。そんな喜びがわかるようになってくれたのは嬉しい。そういう感性って大事だよなと思い、ようやく重い腰を上げたのが本日。

さて、楽しい苗選びについて。ハイビスカスは南国のイメージで夏にピッタリで原色の花にインパクトがある。長女の希望で色はオレンジ。苗の値段としては少々お高く、躊躇するが是非成功させたい。でも万が一、失敗したら悲しいので他のも欲しい。ガザニアは乾燥にも強く、少々放っておかれても大丈夫だろう。

いよいよ鉢植え、長女と共同作業。苗の段階では店先に並ぶ数多くの商品の一つだったものが、鉢に移し替え、水やりをすると、一つの生き物になり、ムクムクと愛着が湧いてくる。夏の盛りに玄関先で咲くこの子たちを想像し、じょうろ片手に長女とニンマリする初夏の夕暮れであった。