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私が愛犬を嫌いになった経緯3

前回は引越しを迫られてから
無事に引越しを終える所まで
お伝えしました。

今回は引越し後の話です。

留守番の時間が長くなった

引越しは無事に終わったのですが
お互いに職場までの距離が長くなり
犬のお留守番が大幅に増えました。

妻の帰りは20時前で私は息子の保育園の迎えで帰宅は早くても19時。

朝は7時に家を出なければ遅刻のため
大体6:50にはお留守番がスタートします。

引越したばかりで環境も変わり、
お留守番の時間も増え、
相当ストレスだったと思います。

徐々に崩れていった

生活が変わり行動時間にも影響が出ましたが、朝夜の1時間の散歩の時間は欠かさず行き、少しでも一緒に過ごす時間大事にしました。

また庭の広い家だったためドッグランを作ったり、休日には息子と一緒に大きい公園へ行ったりと、引越してからの方が犬にとっては幸せだったと思っていました。

しかしそれは人間の思い込みだったかもしれません。

運動不足になるわけがないくらいに
毎日散歩に行っていましたが
帰宅するとうんち踏み荒らしやトイレシートビリビリ、家具噛みなど問題行動が次から次へと繰り返すようになっていきました。

もっと早期に対応していればこんなことにならなかったと思うのですが、私の判断ミスで「環境に慣れれば自然と治る」と思っていたのです。

今、考えれば環境の変化の影響もあると思いますが、分離不安の症状だったのだと思います。

今まで飼ってきた犬はお留守しても大人しく待っていてくれたし、問題行動を一つも起こさないお利口さんばかりだったので麻痺していました。

ここでの教訓

普段と異なる問題や行動が見られた場合
それは何かのサインの可能性が高いです。

うちは大丈夫、いつものことだから、
とベテラン飼い主になればなるほど
思い込みが激しくなります。

過去の良い部分だけを繋ぎ合わせて
推測してしうので一番厄介です。

しつけ教室にくる方の多くは初心者で、
近所の問題犬を飼っている方はベテランが多いのも事実です。

自分はコントロール出来るから問題ない、
この子はこういう性格だから仕方ない、
と決めつけ思い込みの結果です。

ですが、犬は全員が全員性格が違います。
同じ兄弟であっても全く異なることも少なくありません。

それに言葉が話せない犬の性格を
完璧に把握することはプロでない限り
見極めるのは至難の業です。

そもそも問題行動が出ている時点で
性格ではなく問題行動です。

犬もストレスを感じているので
それが性格とは言えません。

普段と異なる行動があれば
注意深く観察して、早期に対応しましょう。

プロに相談するのも躊躇せずに
犬のためにもプライドは捨てて
アドバイスを貰いましょう。


教訓を活かしてください

今回はお留守が長くなり、
分離不安による問題行動が目立つようになったことと、それから学ぶ教訓についてお伝えしました。

私のように愛犬を嫌いになりたくなければ
私と同じ過ちは犯さないようにしてください。

今回はここまで。
読んで頂きありがとうございました。

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