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日々「書く」ことで脳を鍛える

先日「ビビッ」ときた本はこちらです。

決して「頭がいい」に惹かれたわけではありません。頭は悪いですが(笑)

読書だけをしていても、頭に残らないのは繰り返しができていないからだと感じていました。学生が勉強するのも、1回読んで理解できるわけではないので、繰り返し演習するわけですもんね。働きだしたから一度で理解できるわけがない。あ、これは相手へのプレゼンでも同じことが言えるのか。会相手のわかる言葉に変換して伝えると効果が違うのにも通じますね。

アウトプットすることで自分の言葉に変換して腹落ちする。仕事だと学んだことをすぐに実践することで身につく。しかし、読書で得たことは、そのまま実践できることと形を変えて実践することにわかれて、どちらかというと後者が多いので、読んだ後に風化してしまうのだろうとも思います(少なくとも自分はそれにあたります)

この本は、軸を読解力につなげることを目標として、そのために「書く」ことで「語彙力」「文章力」を身に着けていく方法を示してます。

・書けない人は読むことができない。
・書くことは思考を明確にすること
・「書く」ことの3つの型
 ①ずばりいいたいことを書いて②根拠を示す
 ①主張した理由と具体例を示して、②最後に主張や抽象的まとめをする。
 ①問題提起②意見掲示③展開④結論
・3WHAT3W1H(定義・現象・結果、WHY理由・根拠、WHEN歴史的状況、WHERE地理的状況、HOW対策)
・一文を長くしない。
・書き言葉を用いる。
・抽象と具体を織り交ぜる。
・言葉の定義を明確にする。
・リアリティを持たせる。
・きれいごとを書かない。
引用:「頭がいい」の正体は読解力(樋口裕一著・幻冬舎新書)

これらは、自分として意識しておきたいこととして、著書の中から印象的だったものをいくつかあげました。これが読解力にもつながるということです。今後、実践していきます。

振り返ってみると、仕事でも通じています。
事例を調べる、参考文献や業界誌を読むだけでも、ただ読むだけでは具体的に覚えきれていないことを痛感します。
抽象と具体の織り交ぜは、プレゼンにも人材育成にもつながります。

最近の自分の悩みは、人との意見交換で、うまく語彙が出ないことです。自分は頭の中で整理する時間がかかってしまうからだと体質的に思い込んでいましたが、整理して文章化する能力はある程度あると自負していたので、もっと回数を増やして、自分に癖をつける必要があるんだと再認識しました。ある意味、自分の脳を鍛えることだと思います。

今回は、「書く」ことに対する気づきを整理してみました。皆さんが意識されていることがあれば、ぜひ教えてください。



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