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「もしもしこちら、ネカマサービスコールセンター」
あなたは「性欲が高まりきった状態の男」がどれだけ恐ろしいかをご存知だろうか。
僕は、どういう訳か知っている。性欲が頂点を迎えた男の怖さや愚かさを「男の僕」が身をもって知っている理由には、ある特殊な事情がある。
とある時期の僕の家「本田家」では、あるソシャゲが大流行していた。僕達は「(ガチャで出る)キャラのJPEGには魂が宿る」「三千円払えば実質無料」を合言葉に盲信的廃課金を行っていたのだが、悲
新人AV女優が部屋に来た話
学生時代は兎にも角にも金がなかった。
というと今は持っているみたいな感じになっちゃうけど、言うに及ばず今もない。が、その頃の貧しさは現在とは比にならず、片栗粉を固めて食ったり、パチンコ屋でコインを拾い集めて煙草を吸ったりしていた。
そんな僕に「自分の部屋を貸すだけで時給四千円」という魅惑の案件が舞い込んできたことがある。以下事情↓↓↓
「素人男性の家にAV女優が訪れなんやかんやするシリーズ」に
家賃二万の家には、ゴキブリが何匹いるのかゲーム
前編はこちらから ↓ (読まなくても今回のお話は読めます)
ハンサムなのにいつも服に精子がついているコンドウさんの家に泊めてもらうことになり、二人で夜道を歩いていた。
家に向かう途中、一抹の不安はあった。僕は寝られさえすれば比較的どんな場所でも気にならない方なのだが、なにせ相手はあのコンドウさんである。凡人のチンケな想像など、余裕で下回ってくる可能性は大いにある。
間もなく家に着くらしい。ふ
ハンサムなコンドウさんの服には、いつも精子がついていた
大学生の頃、コンドウさんという先輩がいた。年は僕より2つ上で、ひょろりと高身長で肌が白く顔はつるんと嫌味のない美形であり、男から見れば涼しげでカッコよく、女から見れば独占欲が疼くような可愛らしい造形をしていた。そんな神木隆之介ライクな恵まれた容姿を持ちつつ、いつも切れっ端の様なシンプルな黒いセーターとボロボロのジーパンに便所草履を履いて人の話を小さな声でうんうんと聞き、稀に「モテたい」といった等身
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