『チュートリアル』と『僕』

色んな人に「一番好きな芸人は誰？」って良く聞かれる。
僕はチュートリアルです！！ともう１６年言い続けている。
「２番目に好きな芸人は？」って聞かれても２番目はいない。
本当に断トツでチュートリアルが大好き。

好きになったきっかけは？？

僕が中3の時1個上のおねいちゃんが、お笑いにハマっていてマンスリーよしもとってゆう、小さい雑誌を毎月買っていてその本が家に置いてあった。
その雑誌の特集で吉本芸人がやってるラジオ番組がぎっしり載っていた。
手当たり次第聴けるラジオは全部聞いた。
まだ今みたいにYouTubeや録音できるラジオがなかったので、中学生の童貞の僕には夜中１時から始まるラジオを聴くのは厳しかった。
夜中０時で終わるラジオを聴きあさり
木曜日２２時から２３時にやっているチュートリアルのラジオが一番面白く感じた。二人が喋っている空気感は幼なじみとゆうこともあり芸人というよりも、友達同士で喋っているのを隣で盗み聴きさせてもらっている感じのラジオだった。
他の芸人さんとは違って、幼なじみでコンビを組んでいるのは当時珍しく、ラジオのトーク内容も学生時代の話が多く二人は思い出しながら楽しかった思い出を喋っているのは、中学生の童貞の僕はカッコよく感じた。

好きな人のラジオに投稿し始める！！

聴き始めから半年たった時、僕は高校１年生になっていた。
ちょうどその頃Mー１がスタートし、お笑いブームが学校の中でも起こり始める。
チュートリアルもMー１のファイナリストになり、チュートリアルのラジオを聴いている女子も数名いた。読まれて女子に自慢してやろうと思って投稿し始めた。
すぐに一通ぐらい読まれるかなぁと自信満々だった。
２ヶ月経っても一通も読まれず
１ヶ月投稿をやめ、読まれている人がどんなネタで読まれているのか分析した。
読まれているネタをノートにひたすら書いた。
授業中にそのノートを開き分析した。
そしたら読まれるコツを見つける事ができた。
二人が喋っているトークの中の人物、ワードを投稿する
二人が好きな物、趣味を投稿する
二人がテレビで共演している、共演したタレントをネタにする
放送日週にイベント事があれば、イベントにちなんだネタを投稿する
他にもコツはあると思うけど、僕はこれが答えだと信じて投稿した。
次の週に普おたが一通読まれた！！
めちゃめちゃ嬉しかった！1通読まれる度にステッカーが１枚貰えるシステムで記念すべき１枚目のステッカーは原付に貼った！！

高校時代はずっとラジオに投稿！！
高校１年の夏から高校卒業までに、集めたステッカーは２００枚ぐらいになっていた。一回の放送で５通読まれている計算。
今思うと自分でも頭がバグっていたと思う。
学校に向かう時、授業中、帰り自転車乗りながら、バイト中、家に帰って、風呂の中、寝る前ずっと携帯をいじってメールを送信していた。
携帯の送信BOXは、常にキョートリアルでいっぱいになっていた。
高校１からずっとラジオの事を考えて、頭を使っていたせいで、高３の冬についに頭がパンクしてしまった。
１日中「あ〜しんどい」「疲れた〜」友達に「したい事ないんやったら大学行っても金もったいないやん」を連発するようになり、学校の近くのファミレスに友達と朝までいて、そのまま学校に通って家に帰らず進学も就職も進路についても考えていない僕に、母は心配になり急に僕の腕を掴んで「クスリとか打ったりしてないよなぁ！！」言われた事がある。それからは家で言うのはやめた
今思うと高校生時代、人が心配するぐらい異常な行動をしていたのだと思う

チュートリアルが大好きな理由

青春時代の高校3年間毎日チュートリアルの事を考えて、肉体的にも精神的にもコストをかけたのがここまで好きになった理由です。　

チュートリアルに出会えていなかったら、僕の人生は変わっていたし、僕の人生はどうなっていたかわからない。僕の人生を楽しい人生にしてくれたからこそ大好きなんだと思う。