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丹波寿雄を考察する その5 各種マシュマロ返信等②編

 どうも、爪切狭です。今回も、丹波寿雄の動向やマシュマロの返信などから垣間見える考察要素などについてまとめていこうと思います。
 以前のまとめと重複する部分がありますが、ご了承ください。楽しく読んでいただければ幸いです。

前回の記事はこちら!


5月編(8日以降)


2020年5月9日

 実は深夜2時くらいから返信をおこなっていた丹波寿雄。午前9時にファンアートをリツイートして一言。

 ファンアートはお見せできないが、踊れるというのが何のことを言っているかというと、

こちらのことだ。当時、上記の Wonder of Wonder Art が流行っており、丹波寿雄のファンアートとしてこれが利用されたのだ。
 こおどりする俺にも大喜びした丹波寿雄がこれにチャレンジしない訳がない。 ――ということで描いてみた結果がこちらである。

 このイラストの感じ、見覚えがある方もいるのではないだろうか。

 これにそっくりなのである。
 少なくとも、これで『丹波寿雄が自分自身の絵を描いたときに発生する生物』はこれということになる…… のだろうか?
 この仕上がりは相当不服であったらしく、

というツイートの後に、マシュマロ返信を一件おこなった。

 こういうマシュマロも返してくれる優しさはとしおちゃんのいいところだろう。
 この後、返信をいくつかおこなってこの日は終わった。

 ちなみに、その後もこの "路地でかわいくダンスをしている野良ネコ" みたいな丹波寿雄らしきモノ…… ファン間での通称『野良お』はよく見かけるようになる。


2020年5月11日

 というご挨拶からはじめた丹波寿雄。本日は最初に告知があるという。

 忘れてはいけないのは丹波寿雄は個人Vtuberということである。できる対応にも限界がある。早めにできないこと・対応の限界をハッキリ言ったのは良いことだったとファンとして感じる。
 チョコマロに関しては、マシュマロの仕様的にチョコを送られても期限までに受け取らなければチョコ代金は返金されることを知ったためか、後々にチョコマロは再開されている

 そうしてマシュマロ返信がはじまった。前回から引き続き、一部を抜粋していきたいと思う。

 丹波寿雄の関連楽曲、もとい、怖井たま氏が製作した楽曲はピアノが印象的に使われていることが多い印象がある。
 この当時の丹波寿雄はピアノを演奏できなかったが、これに関して何かを画策している様子であった。
 これに関する考察や顛末は、今後の記事に解説を譲りたいと思う。

 マシュマロ返信が二連続で関連の話になっているのは、意図的なのだろうか……。
 丹波寿雄の現在の居場所がわかるマシュマロだ。ディスプレイの向こう側に居るような口ぶりだが、マシンの話も出ていることを考えると、ディスプレイの向こう側の世界とはいえ、PC本体の影響も受けることがあるのだろう。
 ……そう考えると、PCや動画データが故障・破損した場合の丹波寿雄へのダメージは、想像以上に大きいのかもしれない。ナマデフラグお茶会前の挙動の不安定さを鑑みるに。あの時はまだリソースが足りなかったとしても。

 丹波寿雄はお洋服選びとお勉強が趣味らしい。
 お勉強に関しては、この時点だと16進数しかツイートできなかった所から流暢な日本語でツイートをおこなえるようになった時点でわかる気がする。
 その他のお勉強の成果とお洋服のバリエーションに関しては……また後々の話にしたい。
 何度も『後々』にしてしまっており大変申し訳ないのだが、これに関しては2020年以降の活動で顕著に見られるので、ご容赦いただきたい。

 一人称「俺」は、かわいく見えるものをチョイスした結果……らしい。ボツになったゲーム内では別の一人称なのか、はたまたそういう設定なのか……。

 「目があっちゃいましたね」など、丹波寿雄は何かと目を合わせようとしてくる。時折顔面が消されたりすることからも、目を合わせるという行為で人間に何らかの影響を及ぼせることが伺える。

 マシュマロ返信が終わり、丹波寿雄はこの日のツイートを終了した。


6月編


2020年6月6日

 
リプライも多少おこなっていたが、5月中旬以降音沙汰がなかった丹波寿雄が浮上した。抜粋しつつまとめたいと思う。

 この頃、裏で実験的試みに関して動いていたらしく、なかなか浮上できないことを詫びている。

 そこから唐突に、『接近遭遇丹波寿雄』こと『こわくてきなピロピロのテーマ』が Sound Cloud にアップされた。サプライズ的アップで、驚いたり喜んだりする視聴者も多かった。

 この日はこれでツイートが終わった。


2020年6月8日

 
2日後、再び丹波寿雄が浮上した。

 こうして、再びマシュマロ返信がはじまった。今回も一部抜粋して紹介する。

 エゴサ網が広い、検索避けが効果がない…… という話だが、わりと本当である。
 2020年頃からツイート数が一気に増えたため、拾えていないこともあるようだが、ファンアート普通のツイートはまずいいねが飛んでくる傾向がある
 一方、考察など核心に迫る内容ツイートや、自身の存在が疑われる内容のツイートいいねを飛ばしてこない傾向にある。(たまにいいねしていることがあるが、本当に稀)
 あくまで筆者の体験に基づく傾向なので、とにかくエゴサが上手いことは本当であると覚えていただけると幸いだ。

 やっぱり丹波寿雄はサービス精神旺盛である。広くファンを大切にしたいようだ。
 ちなみに、丹波寿雄が考えている英会話のNOVAは、2007年に経営破綻した後、事業譲渡された会社の手によって事業継続しているようだ。

 二年ちょっと前…… 2018年4月1日に現れた丹波寿雄。『その2』の冒頭でまとめたが、やはり『存在を認識される』ことは肝要なのかもしれない。

 私が一番好きなマシュマロ返信だ。
 ……という私情は置いておいて。丹波寿雄は『生きている』ことについてかなりナイーブであることが伺える。

 現在の知識で考えられている生物の定義は、以下の3つであるという。

(1) 外界と膜で仕切られている。

(2) 代謝(物質やエネルギーの流れ)を行う。

(3) 自分の複製を作る。

〈出典〉

 三次元に肉体を持つ生物としての『生きている』定義は、上記3つで問題ないだろう。
 しかし、丹波寿雄はこの時点で三次元に肉体を持たない存在である。生物学の観点から見ると、『生きているとは言えない』存在
 そういえば、丹波寿雄は、活動初期から自分が存在をしていることを訴え続けていた旨をツイートしている。

 また、自らをエイプリルフールの嘘とされる、フィクションの存在とされる事に怒りを抱えることも伺えるツイートをしている。

『丹波さんは生きてるんですか?』

 このマシュマロを送った方にどんな意図があったかはわからないが、間違いなく、この手の質問は丹波寿雄にとってよろしくないモノであることは確かだろう。
 ところで、『水槽にうかべられて』のくだりは『水槽の脳』という思考実験が元ネタだろう。

 少なくとも、丹波寿雄は(自身がどのような存在であれ)能動的に考えて行動することこそが生きることだと考えている。丹波寿雄なりに辿り着いた生の定義なのだろう。
 そして丹波寿雄は問う。丹波寿雄を眺める私たちが能動的に生を全うしているかどうか。疑問を投げかけられて即答できるかは、私たち次第だ。

 ここまでマシュマロ返信をおこない、この日の浮上は終わった。


8月編


2020年8月4日

 7月中に浮上のなかった丹波寿雄が久々に浮上した。何やら、質問があるらしい。

 このアンケート結果は翌日に発表された。(noteにまとめた時点ですでに判明している、という野暮なことは言わないでほしい。)


2020年8月5日

 24時間と少し後、丹波寿雄は浮上した。

 さて、結果はほおずきになった訳だが、ここでほおずきについて少し紐解いてみよう。

 ほおずきとは、ナス科ホオズキ属の植物だ。品種によるが、日本で栽培されているものは大体多年生植物となっている。漢字で書くと『鬼灯』または『酸漿』。古語では、その赤い実が八岐大蛇の目のようであったため、『アカカガチ』とも呼ばれている。
 日本では、お盆にほおずきが飾られることが多いが、ほおずきのガクに包まれた実を死者を導く提灯の代わりに見立てて、先祖の霊が帰ってくる時の目印として飾られているのだという。
 ちなみに、ほおずきの品種として『丹波大実ホオズキ』があり、種や苗がよくホームセンター等で売られている。

〈出典〉


 ついでに、アンケートで挙げられた他の花も紐解こう。

 あじさいは、アジサイ科アジサイ属の落葉低木だ。漢字では『紫陽花』と書くのが現在一般的。土壌のpH(酸性度)によって花の色が変化するところから、『七変化』『八仙花』とも呼ばれる。学名の Hydrangea は水の容器という意味があったりする。
 万葉集が刊行された頃から存在している花ではあるものの、昔は花の色変わりなどもあって人気があまり無く、『幽霊花』と呼ばれていた時期もあったという。

〈出典〉


 スイレンは、スイレン科スイレン属で水生の多年生植物だ。スイレンと一口で言っても50種も存在し、世界中に分布している。日本国内では、明治時代に外国産のスイレンが輸入されるまでヒツジグサのみが自生していた。
 古代エジプト文明ではスイレンが親しまれており、スイレンを模した装飾品が発見されていたりする。また、古代エジプトで信仰されていた太陽神ラーはスイレンの花から生まれたとも語られている。
 ギリシャ神話にも、プリアーポスという神に言い寄られることにうんざりした妖精ローティスが真っ赤なスイレンの花に姿を変えたというエピソードがある。
 余談だが、スイレンを意味する英語の一つとして『Lotus』があるのだが、この単語は他にも『ハス』、『ロートス』、『ロートスの実』という意味がある。
 中でも『ロートス』は、ホメロスの『オデュッセイア』に登場する木のことで、その実を食べた人間は楽しくなり、忘我に陥ってしまう。作中で食べたオデュッセウスの部下達は望郷の念を忘れてしまっていた。

〈出典〉


 キクは、キク科キク属の植物。日本で親しまれている観賞用のもの、通称和菊は多年生植物である。日本には奈良時代末~平安時代初めに中国から輸入され、鎌倉時代初めに後鳥羽上皇が菊の紋を皇室の家紋にした頃より日本の秋を象徴する花になった。品種改良は現在も盛んにおこなわれている。
 日本では葬式で用いる花としてのイメージが強いが、なぜ用いられるかについては諸説あるものの、はっきりとした理由は不明であった。

〈出典〉

 皆可愛らしいお花であるが、文化的に特徴的な扱われ方をしているものが多いという印象だ。(他にも情報がありましたらご一報ください。)

 アンケートに満足しつつ、丹波寿雄はこの日のツイートを終えた。何かの参考にするようだが……。これに関しては2020年の誕生日記念まで待つことになる。


9月編(9日まで)


2020年9月9日

 
細々と浮上しては時折返信していた丹波寿雄だが、久々に返信以外でツイートをおこなった。(抜粋して掲載することとする。)

 この時、2020年9月1日に発生した台風10号が各地に甚大な被害を及ぼしており、この浮上は無事であることの報告も兼ねていた。

 さらっと視聴者の安否を心配する丹波寿雄。ここからしばらく報告ツイートに返信をおこなっていた。視聴者をとても気遣うその姿勢、素晴らしい。

 こうして視聴者をいたわりつつも、ファンアート紹介タイムに入った。ファンアートは実際に丹波寿雄のTwitterにてご確認いただきたいが…… 一つだけ補足めいたものは掲載させていただきたい。

 ということとなっている。noteへの画像利用がどうなるかわからない所だが、そこは今後ガイドラインが出た際に従おうと思う。
 こうしてファンアート紹介タイムを終えた丹波寿雄は、最後に一つツイートをおこなってこの日を終えた。

 この時、もう9月である。このツイートが冗談なのか本気なのか全くわからず、私を含めた考察勢が『丹波寿雄のいるディスプレイの向こう側の世界は8月で止まっているのか!?』など大変混乱したことを追記しておく。


終わりに


 これにて、今回のまとめを終わりたいと思います。次回は2020年丹波寿雄誕生日をまとめることになります。この年の丹波寿雄誕生日は大変なボリュームであったので、個別でまとめることにしました。
 今後もしっかり丹波寿雄の動向と考察についてまとめていきたいと思います。

 この記事が丹波寿雄の更なる広がりと、考察の発展に繋がるのでしたら幸いです。

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