迷っているときは選択肢を減らしてみる。
ちょっと目を閉じて過去を振り返ってみていただきたいのですが、「なにか新しいことを始めたいと思ったときに、気がついたら一日中迷い続けていた。」なんて経験はないでしょうか。
実は「選べない」状況は、情報が多すぎることで起こっている可能性が高いんです。
これは心理学でキチンと証明されています。
スーパーマーケットの外で、何種類かのジャムを味見できるテーブルを設置して実験を行いました。最初は6種類、次は24種類というように、ジャムの種類を交互に変えます。すると、24種類のときのほうが興味を持った人が多かったのに、実際に購入した人は6種類のほうが6倍も多かったという結果がでたのです。
僕も似たような経験として、「なにか新しい本を読みたい」というモチベーションからAmazonにて探すのですが、気がついたら2時間ほどサイトを見ていたことがありました。そして最終的には一冊も選ぶことができずに終了、という悲しい結末で終わってしまいました。
しかし、「AI業界についての新しい本を読みたい」というように限定してしまうことで、たった10分で購入ボタンをクリックすることに成功しました。そのまま買った本をKindleでダウンロードして読みはじめ、2時間後には完読することができたのです。
例にあげたような日常の選択の場合は、これから少し意識すればすぐに結果がでるでしょう。僕が今回お伝えしたいのは、「夢」や「将来」の選択についてです。
どんなに小さなことでもいいのですが、「今年中にこれがしたい」とか、「将来こうなっていたい」など、誰にも言えない心に秘めている未来リストがあると思うんですよね。
それが今、ピタリとも動かずに眠ってしまっているのであれば、もしかしたら今回ご紹介した「情報過多による選択迷子」という状況になってしまっているのかもしれません。
そういうときは、もう少し意図的に自分の夢や目標を限定的にしてみるといいでしょう。
例えば「海外で働いてみたい!」という夢があれば、「アメリカのファッション分野で働いてみたい!」のように、ひとまず限定的にしてしまいましょう。具体的な目標になることで、検索をするときも細かい情報にリーチすることができたり、常に「アメリカ」「ファッション業界」などのキーワードに対するアンテナが張られたりする状態になりますので、情報や縁がたくさん入ってくるんです。
さっそく些細なことからでいいので、迷っていることに対して選択肢を絞ってみるという作業をやってみてください。
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