オープンな関係を続けるコツについて考えてみた
オープンな関係に挑戦しているアラフォー母さんです。
突然彼と温泉旅行に行くことになりまして。
彼は忙しそうだったので私が宿を選ぶ事にしたのですが、
どうせなら交際1周年のサプライズにしちゃえ、と思い立ちました。
最近仕事や人生が色々大変な彼に、旅行は私からのプレゼントということにしよう。
と、オサレな海辺の宿を独断で予約。
ディナーのデザートにメッセージも依頼したりなんかして。
うっきうきで
「水着持ってきてねー」
と彼に連絡すると
「どこらへん?」
「〇〇だよ」
「プールがあって、フレンチレストランのある?」
「なんで知ってるの?」
「…そこ家族で行った」
かぶったー!!!
まさかのサプライズ大失敗笑笑
ご家族で行かれたところにはさすがに行けんがな。
直前だったので全額キャンセル料かかったのですが、
支配人の方に泣きついて、予約してすぐなので特別に、という事でキャンセル料なしにして頂く事ができました。ありがとうございます。
しかし、実はサプライズに関するやらかしはこれが初めてではなく…
それは彼のお誕生日にサプライズで素敵な宿を取ろうとした時のこと。
彼はオープンマリッジとはいえお子さん達に関係を隠すためにデートNGエリアというのが県内に多々あり、
その為その宿もNGエリア以外で探して選び、予約直前に、
「ん?以前この近くのレストランに毎年家族で行くって言ってなかったっけか?」
と思い出し、念の為聞いてみたところ…
「そのレストランのオーナーが友達だから、できればそのエリア行かないほうがいい」
NGエリア増えとるやんけ!!
と、無駄な労力費やしがっくり来たことがあったのでした。
そして、今回。
気を取り直して宿を再検索していてふと気づく。
県外だから気にしなくてよいのかと思ってたけど、もしかして県外にもNGエリアがあるのか??
と、聞いてみると
「〇〇は奥さんの地元で〇〇は子供の友達が住んでて〇〇は…」
と、出るわ出るわ、メジャーな温泉地…
てゆうか、
関係を隠したいのは貴方だよね?
隠したいなら明確なルール作っておこうよ?
オープンな関係とはいえ、お子さんには内緒。
だからお子さんに関わる人に見られる可能性がある場所はNG。
ええ、わかります。
あの温泉もそのビーチも行けなくても良いですよ?
でもせめて
何がOKで何がNGか条件はっきりしておくのは
オープンマリッジをする相手への礼儀じゃなかろうか。
さすがに
「私は悲しい。
探す前に言ってくれれば良かったのに
無駄な時間を費やしてしまった」
と、伝えました。
ところがどっこい彼が
「もう旅行やめよう」
と言い出す。
おお、この人…
忙しくて色々大変で精神的余裕が無い人だ!!
こうなったらアラフォー母さんだって、反撃しちゃうんだからねっ。
スタンド『聖女』発現、
能力『ララバイ』発動します。
説明しよう、アラフォー母さんは昭和歌謡を聴いて育った為、この都会は戦場だから傷を負った戦士な男達を捕捉すると、どんなに相手が理不尽でも心の痛みをぬぐって熱い胸に甘えさせてしまうのだ。
聖女「疲れてるんだね、とりあえず寝よ?」
と青いまぶたを一回ふさいどきました。
晴れて翌朝。
睡眠をとって少し疲れが癒された彼に
「旅行行こうよー?
ビーチに行きたい!
宿取るから!
ここはどう?」
と弱気な主人公を夏休み無理やり親戚の海の家に連れて行くちょっと強引な幼馴染の女の子風に提案してみた所、感謝されて無事行くことになり、丸く収まったのでした。
めでたしめでたし。
オープンな交際を始めて1年。
思えば遠い昔は、
夫や将来を見据えた相手だと
ここでちゃんと言っとかないと、
と将来を危惧したり、
夫なんだから分かってよ、
と相手に期待したり、
ここまで言っても大丈夫だろう、
と安定性にアグラをかいたりして、
白黒つけたいタイプの私の性格もあり、
ま、いっかー
と引く事出来なかったなぁ、と振り返り反省しています。
一方オープンな関係は
何の約束もない不安定なグレーな関係。
シンプルにはいかない、
常に複雑な気持ちや条件のバランスを取りながら
いつ別れてもおかしくない相手とゴキゲンで続ける為に
なあなあ力が鍛えられたように思います。
「引いてくれてありがとう。
その大人な所に感謝している」
と、彼に言われました。
大人になったのでしょうか…
そうなのでしょうね。
白黒シンプルで良かったあの頃を懐かしく思う気持ちもあるけれど。
いや、
オープンマリッジやる人は、ちゃんと明確な条件提示した方がよいと思いますよ?
まとめ
オープンマリッジを1年間続けるコツ
・オープンマリッジは色々条件のある関係なのでルールの確認と合意が大事
・岩崎宏美
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?