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2019私の記事ピックアップ

こんにちは!フェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar 2019の18日目の記事です。
私は今年に新卒で入社したデザイン部のグォンです。始めての記事で、文章が滑らかではない部分も沢山あると思いますが、広い心でご理解をお願いします。🙇‍♀️

私は普段切れ端の時間に何かデザインに関した記事や作品などを集めたりします。(本当にたまにです)それで、この機会を借りて、集めたものから4個を新卒の目線でピックアップしたのを紹介したいと思います!楽しく読んで頂ければと思います。


1.環境 × APP

クレジットカード使い、炭素排出を減らす

皆さんは個人で環境保護のため何か実践していることはありますでしょうか?
最近「環境保護」に関する問題が話題になって来ました。そこで、世界の多様な企業がソーシャルレスポンシビリティに力を入れています。そのうち、企業と個人が共に環境問題に寄与できるアイデアの作品を紹介します。

スウェーデンの会社「Doconomy」の「Do Card」というクレジットカードとアプリです。「Do Card」は普段みんなが使うクレジットカードと変わらないですが特別な機能があります。諸費者が購入した支出内訳から「ALAND INDEX」という計算システムを使い、購入したものから排出された二酸化炭素量をアプリ内で表示する機能です。つまり、「自分が購入したものが排出した炭素足跡を知る」ということです。

それ以外にも、Do Cardを使うとどんな製品が地球に優しいのかもアプリから情報が取れます。また、購入したものの炭素排出が一定量以上になったら、購入制限になる設定も可能になってます。


カードのデザインにも意味があります。白いカードは炭素追跡ができる機能があり、黒のカードは炭素排出量の制限機能があるプレミアムカードです。(他の会社と違う意味のプレミアムですね)
カードの素材は環境にやさしいBio素材で制作されています。さらに、黒の印刷は「Air Ink」という自動車排気区の煤から作られたインクです。

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Do Cardは機能から実物の素材まで環境を配慮したものです。Doconomyのアイデアでカードを使う諸費者が環境保護に少しでも参加できるアイデアで、価値ある諸費者と企業だなと思いました。


2.広告 × AR

印刷屋さんのAR広告

最近ARを使ったゲームなど様々な分野で登場しています。ロンドンのデザイン会社「OMSE」のAR広告が話題だったそうです。「OMSE」は既存のミディアとAR技術の結合で実験的なプロジェクトをしてきました。
この広告はイギリスの印刷屋さん「PrintWorks」のイベント「agenda2020」広報デザインです。

簡潔でシンプルなタイポグラフィのポスターに「PrintworksAR」アプリ起動して見ると3Dアニメーションで見れて、視覚的な面白さを与える作品です。

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丸い円形のタイポデザインについて話したいと思います。「printworks」は西ヨーロッパ最大の印刷工場の歴史を持ってます。円形のタイポは印刷機のローラーを連想させるデザインとして、長い伝統を持つことも表しています。印刷物としてのデザインは簡潔に白黒で目を引く、次アプリで見たら、巨大なローラーが回る。普段見える静寂なポスターから動くものになることで、ビジュアル的に魅力ある作品だと思いました。


3.データ × ビジュアル

スポーツのデータをビジュアル化したデジタルサービス

今年オランダのデザインアワーズのサービス&システム部門で受賞したプロジェクトです。フリースタイル自転車競技のデータを視覚化したサービスです。プロジェクトの始まりは「王立オランダサイクル協会」で自転車種目の一つである「freestyle BMX」をより多くの人々が楽しめる、またスポーツのレベルを高めるため企画が始まりました。制作はデジタルエイジェンシー「Clever Franke」が制作しました。

データの視覚化でファンや観衆、選手にも明快で理解しやすくなりました。制作方法はセンサー技術を使い、選手の速度、傾斜を登る角度、方向などを記録しずつリアルタイムでデータをビジュアル化しました。
データを分かりやすくビジュアル化することで、選手たちは自分の実力を分析することができました。また審査委員も選手の実力やスキールの把握がより正確になったデジタルサービスです。
こういうデジタルサービスだったら関心が少ない人にも、分かりやすく競技の理解ができ、よりファンが多くなるんではないかと思いました。


4.AI x Beauty

AIデータを基盤にした未来のコスメティック

これから紹介する作品は未来のコスメティックをテーマにしたコンセプトデザイン「Mespoke」です。イギリスのスタジオ「Seymourpowell」ではAIのビッグデータを基盤にして、個人個人のパーソナルに合う、スキンケアや美容製品をアプリから選別してくれるサービスです。(コンセプト段階だったためアプリのイメージがみつからなかったです、、)

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アプリを使ってユーザーに合う製品の選別するため、温度・湿度や生活環境また、ユーザーの皮膚状態やスケジュール情報を基盤にAIが製品を選別します。そして、ユーザーのライフスタイルについたデータも収集し、プロフィール作成します。
例えば、重要な会議がある日は長時間乾燥せずに維持される化粧品・スキンケアを選定してくれます。他、ハワイに旅行計画があれば、ハワイに合うもの、日焼けクリームやオイルなど選別してくれることです。ユーザーのパーソナルに合うコスメティックを提案するサービスです。

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制作プロセスではコスメティック分野の専門家たちのアドバイスを基盤に制作しましたが、人それぞれ化粧品の使用量が違うことで、調整が難しいところがあったため実現はできなかったそうです。

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こちらも技術・データを基盤に作られたサービスですが、実物のデザインがシンプルで、文字の部分に手触り感もあるらしく、可愛いデザインなので、一回は使ってみたい気持ちになるものだと思いました。


おわりに

会社入になって、9ヶ月くらいしか経ってないですが、フェンリルに入って学生のときより技術のところに目が行くようになりました。それで、今年みた記事は技術とデザインに関したものが多いなと気づきました。また、記事を書きながら感じたのは自分が見たことを記録することはとても大事だと思いました。
世界の様々なプロジェクトを見るとやはりワクワクするし、技術とデザインの結合で面白い発想が実現できる世の中になっているんではないかと思います。今すぐは作れないかもしれない、自分の力量が足りないからできないという気持ちもするがどんどん想像力・いろんなことを見て見解を少しでも広げて行きたいと感じました。
この記事を楽しく読んで頂けたら幸いです🙆‍♀️ありがとうございます。


参考

本記事は下記のサイトから参考しました。



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