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世界は、自分のかけた色メガネでできている。

3年前、落ち込むことがあって、心系の本やエッセイを読みまくった結果、情報過多になってしまって、いらん情報や、格言も次々吸収してしまい、結果得るものはなかったけど、唯一、知れてよかったこと。


それが、



この世界は、自分のかけた色眼鏡でできている。


というのも、数年前まで、私は自分と他者の境界が曖昧だった。


例えば、


私は人に聞きまくって頼りないやつだ。



きっと、



皆からも、そう思われてるんだろうな


とか、


これすごい!感動した。



皆もきっと、感動するんだろうな。


とか、


自分と、周りは、ニアリーイコールで、似た感覚があるんだろうと思っていた。



みんな同じ人はいない、の意味が、心の底ではわかってなかった。



だから、自分の感情に振り回されて苦労した事もあった。





でも、


”この世界は、自分のかけた色眼鏡でできている”


という言葉を教わって、私はそう思ってるけど、みんなは違うということが、初めてしっくりきたのだ。


ただ、初めは疑わしくて、実証実験で、周りの人に、


「今、どう思ったの?」


というのを、その瞬間、その瞬間、聞いた。


逆に、


「今、私がどう思ったと思う?」


というのも、聞いてみた。



すると、びっくり。



私が相手はこう思ってるだとうと、思っていたのと、全然違う答えばっかり返ってきた。


全然違う話題に、トリップしてる人もいた。


人が考えていることと、自分が考えていることは違う。


本当にそうだったんだ。


というのを初めて体感した。


目からうろこ、が落ちて


魚から人間になりました。


この時、いやいや気を遣って、あなたに合わせた言葉を言ってくれてるかもしれないでしょ!私変かな?って思って、相手に聞いても、気を遣って、あなた変だよなんて、言わないよ。


って、突っ込みもあるかもしれないが、


人が考えていることって、結局わからないので


表に出る言葉が、他人のすべての言葉。



だから、考えたって意味がないのだ。


心系のエッセイ、や言葉。


どれも、似たような言葉ばかりで、 



自分の心に落ちることは、ほぼないのだけど、


唯一、私の世界を変えてくれたコトバでした。

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