小さいけれど、ちゃんと思いやりはある
私は産後、難病になって、手足が不自由だ。
2歳半の娘がいる。
でも絵本作家になりたいと思って、講座に通っている。
ただの絵本作家ではない。
皆んなの不自由を、自由にする絵本作家になりたいのだ。
私が病気になって、絵本に感じた不自由さ、
ママになって絵本に感じた不自由さを
解消したい。
そんな想いで、絵本講座に通っていた。
でも、先生と、うまく意思のやり取りができなくて、
押し付けは、ダメだ的な事を言われてしまった。
昔から、話したいことを、話したら誤解される事がある。
皆、好きに読んだっていいよ!
でも、読み方を知らない人だっているから、こんな読み方もあるよって、伝えたつもりだったのに、
読み方の押し付けは、良くない的なことを言われ、
創りたかった絵本が否定された気がして、
じゃあ絵本やる意味ないじゃん。
やっと見つけた目標だった、生きる意味だったのに、
自分のために生きる向こうが、誰かのためにも繋がってたらいいのにな。
って思っただけなのに。
夫にポロリと話し、ワンワン泣いてしまったら、
「ママ、泣かないで。ラプンツェルも歌ってあげる。泣かないで。」
娘が一生懸命、音楽が鳴るクリスマスカードを何回も鳴らしながら、持ってきた。
私が支えないと、娘の前で、私情を出したらダメだと思っていたのに、
こんな小さな子にも思いやりって、あるんだなあ、そう思ったら、泣けてきた。
そんな備忘録。
おかげさまでスッキリ。
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