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電車で母子旅@出雲・鳥取 〜2日目 出雲大社と一畑電車→玉造温泉

 サバティカル期間に入ってすぐの平日。7月6日から8日に母子で出雲・鳥取へ旅行に出かけた。
 初日はサンライズ出雲に乗車し車内で日を越した。→詳細はこちら

サンライズ出雲で迎える朝

 朝5時台に姫路に着くアナウンスで目が覚めた。息子はどうやらちゃんと寝れたようだが、私は結構細切れに起きてしまいしっかり眠れなかった。電車の揺れは心地良いから、もっと眠れるかなと思っていたのだけど。そしてずっと揺れていたからかフラフラする感覚も。最終出社日から1週間くらいの頃だったので体も疲れていたのかしら?せっかく東京駅で買った缶チューハイを飲めずじまい。残念。

 サンライズ号は朝6時半前に岡山駅で高松に向かう「サンライズ瀬戸」と出雲市に向かう「サンライズ出雲」の切り離し作業を行う。
 子鉄な息子と車外に出て切り離し作業を見学。「サンライズ瀬戸」が先に岡山から出発していった。

 そこからまだまだ長い。息子は「まだいずもにつかないの?」と何度も聞いていた。地図で今この辺で、ここまでこんなに遠くまで電車に乗ってきたんだよということを伝えたりして遠いところに向かっていることを伝える。

 こんな時に備えて東京駅で新しい子ども向け雑誌を買っていたので、それを読んだり、車内の共有スペースを少し散歩したりして気を紛らわせた。子どもと一緒の場合、この朝の3時間半が子どもも飽きてくるので対策を考えておくとよいかも。

 穴道湖が見えてくれば、出雲市はもうすぐそこ。岡山からは3時間半ほどで出雲市に到着する。この日はダイヤが少し遅れて10時過ぎに出雲市に到着した。

出雲市駅から出雲大社へ

 予定では出雲市から映画「RAILWAYS」の舞台になった一畑電車に乗って出雲大社に向かおうと思っていたのだが、電車の遅延で次の電車は1時間後という残念なお知らせを駅員さんに教えてもらう。そのため行きはバスで出雲大社に向かった。
 旅は臨機応変な対応がでてくる。こうした場面で子どもと一緒にパパッと切り替えるのもいい経験。

 息子はバスに揺られ心地よくなり移動中に寝ていた。天気の悪い平日なので観光客は少なく、地元の方と思しき乗客がポツポツ。

 今回の旅では、全行程が公共交通機関での二人旅なので機動力が大事だろうなと荷物はキャリーケースでなく、32リッターの登山のバックパックにした。
 4歳は自分で歩けるけれど、ふとした時に抱き抱えるとか抱っこをせがまれるといったことは起きる。二人旅では荷物を背負ってコンパクトにまとまっていることも地味に快適度をあげる気がする。

 出雲大社前でバスを降り(バス停のところにスターバックスがある。出雲大社の目の前!)、寝起きの息子を抱えて降りてすぐのぜんざい屋さんに入った。
 そこで冷たいぜんざいを一緒に食べ、少し息子が元気になったところでバックパックをコインロッカーに入れて出雲大社へ。

きっと普段と違う 静かな環境の中で参拝

 私は神社をお参りするのが好きだ。いにしえの時代から信仰を集める神社に行くと、背中をピンと正され、また頑張ろうとという前向きな気持ちになれるから。

 大きな鳥居。普段であれば観光客が溢れているであろう場所なのに、人もまばらで境内の空気をゆっくり散策。なぜか息子のスニーカーのソールが石畳でツルツル滑るので手を繋ぎ、植物などを眺めて歩いた、ゆっくりと静かに呼吸する。

 出雲大社は「2礼4拍手1礼」。
 息子も近所で一緒に神社をお参りすることがあるので、なんとなく神社が神様のおうちだと知っている。出雲大社は毎年10月に日本中の神様が集まって、かみさまかいぎをするところなんだよということを伝えてみた。

 息子に神社では今日お参りできたことや、今元気に過ごせていることをお礼するといいよと話をしたりした。
 私一人であれば御祈祷を受けると一般では入れない所まで入ることができるということなので受けたかったが、息子が大きな音に敏感で太鼓などが苦手で嫌がるので見送った。

帰りは一畑電車で、出雲大社前駅から出雲市へ

 帰りに行きに乗れなかった一畑電車に乗ってみた。
出雲大社前駅は駅舎もレトロなステンドグラスがついたかわいらしい駅舎で、駅構内にオリジナルグッズの売店もあった。
 電車の中には、「しまねっこ」がいてなんだかゆるりと癒される。息子も一畑電車に喜んでいた。
川跡駅で乗り換え、電鉄出雲市駅へ。

電車の旅を楽しくする鉄道グッズ

 今回の旅行で導入してみた鉄道グッズが2つある。
1つは「JTB の鉄道スタンプ帳」、もう1つが「鉄道全線乗りつぶしログブック」。表紙に一畑電車で買ったシールを貼ってみた。
 電車で出かける時に一緒に駅スタンプを集めると子どもも一緒に楽しめそうかもと思って今回取り入れてみた。降りた駅で駅スタンプを押して、息子とおしゃべり。
 全部乗りつぶすことや集めることを目的にするというより、あとで見た時に自分が振り返れるようにしたいのかも。
 きっと最近noteを書くようになったのも動機は近い。子どももどんどん成長していくし、正直毎日は仕事に暮しにめまぐるしいが、こうした日々をどこかに残したいからなのかもしれない。

出雲市から特急やくもに乗って、玉造温泉へ

 温泉に浸かると心も体も癒される。温泉の効能をはじめとした諸々を知りたくて「温泉ソムリエマスター」と「温泉観光士」なる資格を取ったりするくらい温泉好きだったりする。(これについてもいつかnoteに書いてみようと思う)
 アルカリ性の美人の湯と言われる玉造温泉。玉造温泉駅からアクセスできるので、車がなくても大丈夫。
 あいにくの雨と長旅で疲れていたので、温泉街の散策はせずに宿でゆっくり。宿も平日という事もあり宿泊客はまばらであった。
 半個室の空間で夕食、朝食をいただけ、館内の廊下に空気清浄機を複数台置くなど感染症対策も意識されていた。
 息子と温泉に入り、二人で「おんせんは、さいこうだね〜」と話しながら露天風呂を楽しんだ。息子と一緒に温泉に入れるのもあと2年くらいだから、今を楽しまないと♪
 前日の夜は寝台列車で2人とも遅くまで起きていたので2日目は早めに眠りについた。

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