マガジンのカバー画像

読書記録

9
読んだ本のメモ
運営しているクリエイター

#読書

インフルエンサーでは人は動かない ー「ウェブはグループで進化する」を読んで

 先日投稿した「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」と併せて師匠から参考図書として教えていただいたのがこちらの「ウェブはグループで進化する」です。 トップ画は、ある駅の壁面バックに撮影してみました。  この本はGoogle+とFacebookの開発者によって書かれたもの。2012年に和訳が発売されていますが、小手先のテクニックでなく太古の昔から人間が持つ本質的なソーシャルネットワーク(社会的ネットワーク)の話が書かれた本です。 人が影響を受けるのは、遠くの「インフル

原点回帰・フラットでみんなが笑顔になれるマーケティングの世界へ ー「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」を読んで

 先週末、家族と海に出かけた際、浜辺で「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」を読みました。1960年代にアメリカ西海岸で生まれたバンド「グレイトフル・デッド」からマーケティングを学ぶという内容で、2011年に発売された書籍のコンパクトな文庫版が今年の4月に発売されています。  学生時代にダンシング・ベア(デッド・ベア)のぬいぐるみをバンドの存在を知らずに持っていて、バンドの名前は知っていたものの、実は「グレイトフル・デッド」をよく知りませんでした。 今回、参考図書と

「これからの生き方。」を読んで -自分の価値観を知ることを助け、応援してくれる一冊-

 私は今年35歳になります。30代に入り「生き方」に関心が強くなって、去年の頭にプロボノとして「共働き未来大学」というプロジェクトの運営メンバーとして関わっています。 また今年の6月末、新卒で入社し12年勤めてきたPR会社を卒業し、現在サバティカル期間を過ごしています。  仕事から少し離れている今だからこそ北野唯我さんの最新刊「これからの生き方。」は気になるテーマだったので予約し、届いてすぐ一気に読みました。  この本は第1章に漫画編(物語編)・第2章にワーク編(自己分析編

「『普通』の人のためのSNSの教科書」を読んで -なぜもう一度SNSで発信をしようと思ったのか?-

 今月7日に発売されたnoteプロデューサー/ブロガーの徳力基彦さんの新刊「『普通』の人のためのSNSの教科書」を読んでの個人的な話です。  去年の2月に私がnoteをはじめたきっかけも徳力さんが主催する「メディアミートアップ」の「情報発信者用チケット」を勢いで先に購入してしまい、慌てて立春に合わせ投稿したのでした。 ブログやSNSから離れた理由は自信喪失 私は大学生だった2004年頃ライブドアブログで大学生日記的なブログを細々書いたり、当時流行していたmixiに投稿するの