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花街の八朔の行事(8月1日火)

京都の花街の芸舞妓さんたちは、旧暦「八月朔日」由来の風習として、8月1日に芸事の師匠やお茶屋さんに挨拶回りをする。黒紋付きの正装で、感謝の思いを伝えて回るそうだ。
毎年の行事としてローカルニュースで取り上げられるので、カメラマンさんもぞろぞろ。ニュース画面を見て、暑いさなかの黒紋付きも大変やなあ、さすがの芸舞妓さんも着物の内側は汗びっしょりやろうなあ、伝統の行事やからしょうがないのかなあ、なんて不粋なことを考えてしまう。

花街周辺を歩いていて、芸舞妓さんとすれ違うことは結構ある。芸舞妓さんも、お仕事をしたり、食事をしたり、当たり前に外出しているので、私がたまたまその近くを通ったら、出会える偶然もあるわけです。
芸舞妓さんらしい姿は目を引くし、つい目で追ってしまう。
先日も、立ち寄った小さなカフェに浴衣姿の舞妓さんが2人いた。親しそうにおしゃべりしながら食事をしている。私の目線がそちらに行く。多分10代の、休憩中の女子、じろじろ見てはいけませんね。
舞妓さんと一緒に同じカフェにいるという雰囲気は、ちょっと非日常でした。

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