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仕事帰りに展覧会へ(5月22日水)

京都市美術館の会員カードで「春の院展」を見られるということで、仕事帰りに高島屋のグランドホールへ。
大きなサイズの絵ばかりで迫力ある。私は鑑賞専門で、描くほうは全くできないけれど、描いた人たちの気迫を感じる。

「春の院展」のチラシ

きょうが初日の展覧会はこのほかに、同じ7階フロアで、あと二つ開かれていた。

「100歳記念 藤城清治版画展~生きるよろこび~」
つい先日、テレビニュースで放送していた藤城さんの特集を見たばかり。こういう展覧会があるとは知らずに足が向いたのも何かの縁。影絵でメルヘンの世界へ連れていってもらった。

今回は、藤城さんの影絵作品を元に藤城さんが監修した版画作品を展示販売する企画展らしく、全ての作品に値段が付けられていた。受注制作で、手元に届くまで半年ぐらいかかるらしい。
私の部屋に飾るならどれがいいかなと思いつつ、10万円台の作品を見てみる、買えないけど。絵はがきがあったら買ったでしょう。

版画展のチラシ


そして「大黄金展」、入り口に大きな龍がお披露目されている。約3,000枚の金箔が使われているそうだ。
写真撮影してもいいというので、話のネタに撮っていたら、「中もごらんになれますよ」と声をかけられた。規制線を張るときのようなロープが張られていたので、招待された人しか入れないのかと思ったけど、誰でも入れるというので、これまた話のネタに入らせてもらう。

会場内は、来場者に必ず一人の案内人が付き添って回ることになっているという。さすが黄金展。以前からそうなのか、つい先日、ほかの会場で窃盗事件があったからなのか、私は初めて入るのでわからないですが。

私に付き添ってくれた40代ぐらいの女性が、いろいろ説明してくれる。
入り口近くに展示されていたのは、金のしゃぶしゃぶ用鍋、1億円。
「訳のわからない値段ですよねえ」。
食器コーナーでは「金のお湯のみでお茶を飲んでいただけますよ」、
仏具コーナーでは「金のおりん、鳴らしていただけますよ」
と言ってくださいます。
購入しようと思っておられる方は、そういうことも試せるらしいですよ。

「仏具は日常的に使われるので、相続品として扱われなくて、相続対策に購入されているようですよ」という話も聞かせてくれる。裏話ではなくて、相続に悩んでいる人にとっては常識かもしれませんね。私は初めて聞いた。

置物コーナーに、金色のミッキーマウス、キティ、ミッフィー、ウルトラマン、バルタン星人などが並べられていた。私が一番気に入ったのは、ハクション大魔王が出てくる壷。ハクション大魔王のお顔も彫られている。私の親指ぐらいの大きさ。部屋に飾るなら、これだ。100万円。買えないけど。

大黄金展のチラシ
「黄金の龍」様

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