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〈京おどり〉「出雲の阿国 かぶく夢」の舞台鑑賞(4月3日月)

京都芸術大学(私が卒業した通信制学部もある大学)内の劇場「春秋座」で「第73回京おどり」が開かれている。
京都に住んでいながら、今までこういう伝統的な踊りを見る機会もなく過ごしてきた。もう73回も開催されているのにねぇ。

「京おどり」のポスター

ホームカミング会員になっている私は、一般の5,500円よりも安い3,500円でチケットが買える。せっかくなので、母と妹を誘って一緒に行ってきた。

京都五花街の一つである宮川町の芸妓さん、舞妓さんが、次から次へと踊りを披露してくれる。
若い舞妓さんたちのハツラツとした舞いは華やかさがあり、うきうきする。ベテラン姉さんの舞いは色気と貫祿があり、うっとりする。細かい所作も堂々としていて格好いい。それぞれの良さが見られた。

最後のフィナーレは、47人が勢ぞろいして、きらきらの照明のもと、扇を表・裏させながら、自身もくるくる回りながら、舞台いっぱいになって芸の披露。
1時間ずっと、三味線を弾き、唄をうたい続けた地方さんの生演奏も迫力あった。

舞台に上がっている人たち、裏方さんたちにとっては、お稽古の成果を発表する大事な場所。私たちにとっては非日常のきらきらした場所。交わったところが春秋座。

舞妓さんの帯

公演後、「お茶席どうですか」とお客さんに声をかけながら、写真撮影に応じていた舞妓さんの帯を撮らせていただきました。

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