見出し画像

1月10日(火)「ソプラノ歌手のおなかに触れる」

声楽教室に通って半年になる。講師は、現役のソプラノ歌手さん。
音楽大学や宝塚歌劇団を目指している人もレッスンに通うような教室。

今までに声の出し方なんか教えてもらったか? 
いつも一人でパソコンに向かって黙々と仕事をしていると、
大きな声を出したいなと思うこともある。それなら歌がいいやん。
ということで、ずうずうしく六十の手習い。

身体を楽器のように使って声を出す。
それには、全身くまなく使う必要がある。
腹式呼吸という言葉は聞いたことあるけど、実際に横隔膜を動かすという
要領は、まだまだつかめない。

「私のおなか触ってみて」と先生に言われて、びっくり。
遠慮なく、セーターの上から触らせてもらう。
おなかと背中を両手できゅっと挟む。
歌う先生のおなか周りは、ぐにゅぐにゅと波打って、
膨らんだり、へこんだりしている。
ああ、不思議な感覚。こんなに動くんや。

これが声を出す大事な土台。
身体を楽器にできるのは、いつになることやら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?